【プレバト俳句一覧】キスマイ横尾渉さんの俳句にいいね！しよう

プレバト！！の『俳句才能査定ランキング』のタイトル戦で、Kis-My-Ft2横尾渉さんは、2021年春光戦も優勝を果たしました。
さすが、Mr.プレバトジュニアです。

人気アイドルが詠む、レベルの高い俳句にいつも脱帽です。

キスマイ横尾さんの2019年からのプレバト俳句を、鑑賞して応援しましょう！

Kis-My-Ft2横尾渉さんの最近の俳句一覧

花冷の砂かぶり席　売り子駆く

野球観戦で目線の低い席にいるときに、売り子さんたちが温かい飲み物などを売り歩いている、大変だなぁと詠んだ句。

砂かぶり席というと年輩の方は、相撲観戦だと思ってしまう、と夏井先生。

野球場とわかるまでに時間がかかってしまうため、売り子を前に出して添削されました。

ガード下　シメのおでんは　クミンの香

ガード下で締めのおでんが、多国籍とのコラボでカレーのクミンの香りだったという句。

夏井先生は、新しい型へのチャレンジだと横尾さんの成長を高評価。

上五や下五に季語を置く基本の型ではなく、中七に季語をいれてバランスをとって成立させている。

横尾さんが新しいマスターなさった、という証拠だと、一つ前進の査定。

横尾さんは見事☆３つとなりました。

初旅は海へ　黄色の京急来

京急線で黄色のイエローハッピートレインというのがある、それに乗れたのでいいことがある、という句と横尾さん。

前半が素晴らしい、対して、黄色の京急来と淡々と描いているのが、少し損をしたと夏井先生。

京急の黄色が認知度の問題だと、添削されました。

イエローハッピートレインを使うなんて、タイトル戦でそんな勇気は出せない！と横尾さん。

冬の星　信号待ちのポテト２本

横尾さんは、車の運転手は信号待ちの時くらいしか、食べることができない。ポテト2本しか食べられないという句。

夏井先生は、ポテト2本と具体的に出した点を褒めた一方、語順のミスを指摘。

順番を変えて添削されました。

金秋のローンチ　駅のおむすび屋

ローンチとは、新しい商品やサービスを世の中に送り出すというビジネス用語。

夏井先生は、季語「金秋」が機能し2つの企みが成功していると称賛。

伝統的な季語の「金」の字とビジネス用語の取り合わせ、またおむすびと実りの秋「金秋」とも響き合うと先生の高評価で、☆１つ前進となりました。

総立ちのフェンウェイパーク　星月夜

ボストンレッドソックスの本拠地「フェンウェイパーク」はメジャーリーグ最古のスタジアムなのだそうです。

夏井先生は、固有名詞に作者の意図を語らせる句、「総立ち」でインパクトがあり、「星月夜」もスタジアムの頭上を覆う美しい星空が大変綺麗と大絶賛でした。

ズル休みさやか　駅前純喫茶

季語「さやか」は「さわやか」の傍題。

俳句をマネージャーに送信したのと同時に、この回のお題が送られてきて、休息に近くの純喫茶にはいった体験を詠んだ句、と横尾さん。

夏井先生は、ずる休みしている時間や空間が自分にとって心地よいのを「さわやか」という意図であれば、この季語で良いと評価。
みごと☆１つ前進となりました。

豚骨の湯切り　良夜のご報告

「良夜」が季語。中華料理屋で店主が湯切りをしているときに、上司らに良い報告をしている句、と横尾さん。

中秋の名月が美しい夜「良夜」に「湯切り」の印象が強く残ってしまう点を指摘し、動作を出さない「スープ」などをつかって添削されました。

丸善の古書フェア　檸檬ケーキの香

夏に、梶井基次郎の代表作「檸檬」にちなんだケーキが売られている、東京の書店丸善と、秋の味覚を一緒にしようと詠んだ句と、横尾さん。

夏井先生は固有名詞の「丸善」から「古書フェア」「檸檬」とくると梶井基次郎の小説「檸檬」が連想されると解説し、手慣れた句と評しました。

浄水場の金魚　懐メロのサビ

浄水場の、水の汚染具合を検査する金魚へと発想を飛ばした一句。

日本の水のきれいさや平和を「懐メロのサビ」で表現したという横尾さん。

夏井先生は、「金魚」への新たな気づきだと高く表し、浄水場という言葉との取り合わせを絶賛。

浄水場の金魚の使われ方に驚いたと語る夏井先生より、☆１つ前進という査定となりました。

晩涼のRe：Re：Re：セットリストの見せ場

炎帝戦では番組では10位までの句だけが発表されました。

12位でランク外となってしまった横尾さんの句、放送されずとっても残念でした。

夕虹のA席　タイムラプスの街

「夕虹」が季語。

「タイムラプス」は早送りの動画機能。

横尾さんはクーポンの兼題写真から航空券へと発想を飛ばし、飛行機からタイムラプス機能でとった街並みの映像と虹とをとり合わせて詠みました。

夏井先生は、「A席」から飛行機や列車の窓際の席とわかり、いろいろな街並みと夕虹を見せようと企んだと横尾さんを分析。
みごと1ランク昇格で、横尾さんは名人10段に！

夕立晴 モップのごと微睡む犬

散歩にいけなかったワンちゃんがモップのように見えた句、と横尾さん。

夏井先生は「ごと」が犬がモップのようなのか、モップのように微睡む、なのかが読み取れないと指摘。

それがはっきりする「ような」「ように」をつかって添削されました。

函嶺のスイッチバック　朝燕

箱根山を表す「函嶺」という言葉を用い、急こう配をジグザグに登るスイッチバックと、登山電車の窓の外を飛ぶ「燕」を詠んだ句。

夏井先生は「気持ちのいい一句！」と1ランク昇格の判定。

特に「燕」に朝という時間の情報をいれた爽快さ、空気の冷たさも表現されていることや「函嶺」という語と響きとのつかず離れずの距離感、また燕の動きとスイッチバックのジグザグもつかず離れずだと大絶賛。

横尾さん、おめでとうございます。

日曜の空港ホテル　雪の果

予期せぬ雪で飛行機が飛ばず立ち往生して空港のホテルに泊まるハプニングを詠んだ句。

夏井先生は、特に直すところはないものの、季語を「雪の果」から「春雪」に変えて添削されました。

春夜のおもちゃ屋　プラレールのやわやわ

やわやわとは、電車が連結する時に速度を落としゆっくりゆっくりジョイントするときの掛け声なのだそうです。

ひな人形売り場の写真からおもちゃ屋に、また時間軸を夜にずらして詠んだ句は夏井先生に絶賛されました。

横尾さんはこの句で見事に1ランク昇進し名人８段に。

昇格、おめでとうございます。

雪晴の　転勤　ミニマリストの棚

人生の一大事、転勤に発想を飛ばしたという横尾さん。「ミニマリスト」は必要最小限のもので暮らす人を指す言葉。そのミニマリストが、
いろいろなものを整理した本棚を詠んだ、という句。

夏井先生は、ミニマリストという長い単語を果敢に取り入れている点は褒めたい、と高評価。

ただし、「ミニマリスト」という言葉を使うよりも、物のあまりない棚、荷物の少ない転勤の映像を描くことで、読者の感想として残す方がいいかもしれない、と添削されました。

そうすると、たったこれだけの荷物で次の街へ行くのだ、という句になるそうです。

凍空の窓をゴンドラ　紅茶の香

カーテンを開けた時に、窓を拭くゴンドラが下りてきて、それをみながら紅茶を飲んでいる、という句。

夏井先生は、「ゴンドラ」にいろいろなゴンドラがあることから、窓拭きのゴンドラだとわかる句に添削されました。

フリードリンク　夜学子の電子辞書

この句はすべて足して17音となる七、五、五の句。

学校終わりにファミレスで勉強していて電子辞書の充電がなくなってしまう、という句だと横尾さん。

「フリードリンク」から入ってくるのが成功した、と夏井先生。「夜学子」が季語で夜学に通っている生徒のことだそうです。

上五中七で映像が立ち上がってくる。登場人物も見せてくれる、と夏井先生の大絶賛でした。

父からの返球　身に入む黄昏

「身に入む」という季語をどうしても入れたかったという横尾さん。

お父さんが言葉では教えてくれる方ではなかった。人生で一回しかしたことがないお父さんとのキャッチボールの返球の一球一球にどんどん力がはいってきて、そこに何か教えてくれているのではないか、言葉ではなく自分の体に入れていけというようだったというお父さんとの思い出を書いた句だそうです。

夏井先生は、「黄昏」があるので、「身に入む」という季語もあるので、父の衰えを返球に感じているという句だと詠んだと夏井先生。

もったいないのは「から」という助詞をつかったこと。

映像を作るために返球から始め「父は」で終わる句に添削されました。

八合目のドラム缶風呂　シャーベット

登山がOKの山で、八合目でドラム缶風呂で熱くなって、明日は頂上まで行くぞとシャーベットを食べている、という句。

これは本当にいい句、と夏井先生。

八合目という言葉から来ると、場所もわかるし、下から登ってきた頑張った感もわかる。ドラム缶風呂という展開で、今晩は山小屋で休み、明日頂上を目指すのだともわかる。

最後の着地として「シャーベット」が出てくる切り返しが面白い。お風呂で熱い、シャーベットで冷たいという対比があり、さすがです、良く工夫しています、と夏井先生の大絶賛でした。

この句の評価は、1ランク昇格で、名人7段に！　横尾さん、おめでとうございます。

星空の渋谷　白シャツ　ＣＥＯ

ニュースをみていると、渋谷の社長さんたちが輝いて見えて活躍している、というのを詠んだと横尾さん。

渋谷、白シャツ、CEOと韻の踏み方がとてもおしゃれだと夏井先生。韻を踏むとリズムが生まれ口にした時に気持ちがいい。

渋谷という地名と単語でたたみかけるという手法も使えている。

「星空の」と夜をもってきて、大人のお洒落な感じが出てくる、直しはいらない！と夏井先生。

披露宴　白靴のスタッズ眩し

スタッズとは、鞄や靴や飾る金属製の鋲のこと。

友人の披露宴に、気合をいれてスタッズの付いた白靴を履いていったら少し場違いだな、という気持ちを詠んだ俳句。

夏井先生からは、主人公は誰？という質問。新郎自身が履いているのか？

「白靴」という季語が中七にあり、スタッズと具体的に書いてあることと、眩しというところは良く、中七下五が書けるようになっている横尾さんをすごく褒めたい、と夏井先生。

浜風光る　スクイズの土埃

春の季語「風光る」を甲子園特有の「浜風」にアレンジして、じゃんけんのチョキをキャッチャーの出すサインにみたてて詠んだ句だそうです。

夏井先生は、今回のタイトル戦では、兼題写真から、子供の遊びと、志村けんさんに分かれた。

その中で、野球の発想があったか！と驚いたといいます。

また季語「風光る」に「浜」をつけても成功したのは、「スクイズの土埃」で野球だと明らかにわかる句にしているから。

この句は、「浜」と「スクイズ」で甲子園かな、春の選抜かなと、作者の思い通りに読者の読みを誘導できていると大絶賛でした。

七日の　名のなき家事　パズルの樹氷

家事に発想を飛ばし、名もなき家事に（年賀状を束ねる）とか、お正月にパズルをやろうとしたけれど、様々なことで忙しくてなかなかできない、という句。

「樹氷」も「七日」も季語だそうで、挑戦した句、とのことでした。

夏井先生は、視点とかやろうとしたことは悪くはない、前半は良いと評価。

「七日」は季語。「名のなき家事」を中七にもってくるもの良い。「な」の韻も踏んでいて良いが、着地がもったいないと夏井先生。

ジグソーという言葉を使って、映像がしっかり見えるように添削されました。

流星のターミナル　三分で蕎麦

次の電車・バスが来る前にお腹が減って、立ち食い蕎麦でご飯を食べて現場に向かおうという句だと横尾さん。

流星が秋の季語。夏井先生は、長距離バスかと思ったが列車やフェリーの乗り場でも良い。

ターミナルは普通のターミナルではなく銀河鉄道の夜のように微量のロマンチックが入っている。

普通ならそのままロマンチックに終わってしまうところ

三分で蕎麦という実感、慌ただしさが入ってくる。破調によって出発しそうな乗り物を横目で見ながら食べている。

ロマンチックの沼に沈むのではなく、新鮮でよい！成長した！と夏井先生大絶賛でした。

休暇明　アルトのビブラート太し

休暇明　とは夏休みが終わって二学期が始まる秋を表す季語。

夏休みが空けた後に、声変わりしてアルトになってしまって歌を練習しているという句。

合唱部の部活かなとおもっていて練習して太い豊かな声が出ているのかなと思って読んでいたと夏井先生。

最後の3音をどう使うか悩まれたのでは？と3音の着地を見事に決められたことを褒めたい、「上手になってきたなぁ」と嬉しくなったと夏井先生。

２０２０年　体温だけ記す　九月の予定帳

２０２０年は「前書き」。句の注釈のようなもの。

この句は、去年なら海に行こう、旅行に行こうということができたが今年は無理。毎日体温を計るのが寂しいという句。

今年ならではの効果がとてもある。シンプルだけど見事、と夏井先生が大絶賛しました。

遠雷の夜汽車　カカオの奴隷史

カレーの隠し味でカカオを入れるので発想を飛ばした。夜汽車に載っているときに本を読んでいたらチョコレート栽培の歴史を知った。悲しいな、時代が良くなっていったらいいなと詠んだ。

１ランク昇格！名人５段にこの句で昇格を決めました。

全体で16音のこの句。

夏井先生は、1音足さない勇気！を称えました。17音にすることは簡単にできるが、全体のバランスが崩れる。

カットが変わると本が出てくる。夜汽車に載っている人物が読んでいるに違いないとわかる。

遠雷の雷が主役として読んだ人の心に残る、と判断をしたと、わかいあなたが読んでいる、素晴らしいと夏井先生でした。

夕虹やデビュー知らせし茶封筒

Kis-My-Ft2がデビューを発表した時のことを詠んだ。ライブ中にステージ上で、ジャニーさんからの茶封筒が届きそれをあけると「CDデビュー決定」との通知だったという句。
ファンはその日を「茶封筒の日」と呼ぶ人もいる、虹で七色、キスマイも7人なので例えたと横尾さん。

その状況を知らないまま読んだ時の効果としては、非常に事務的な茶封筒にリアリティを感じる、と夏井先生。

「知らせし」が過去の意味でいいのか？という点だけが気になったが、過去のことを思い出す封筒だということだとわかった、それならそのままでよい、思いが凝縮された句だからあえて直さないと夏井先生。

玄関ドアに　貼る「ありがとう」　夕立晴

雨が降っていたので出前しようと思ったが、今は面と向かって「ありがとう」と言えないので紙に書いて感謝を伝える、外は晴れていて気持ちが晴れ晴れとしたという句、だと横尾さん。

素直にやさしさをもって描こうとしているのは良いが、季語が生かしきれていないと夏井先生。

季語をどの位置にどう置いていくのが「季語」にとってどう幸せかが、最後の気遣いが足りなかったそうです。

注文した時は大雨、「ありがとう」と貼ろうとしてドアを開けると「あら！晴れてる」という句に添削されました。

夕桜　新居の床に　宅配ピザ

引越しでバタバタしてご飯も食べずお腹がすいたのでピザを頼んだが、段ボールから出してなかったので床で食べようという句。

夏井先生は２つの点を指摘しました。あえて「宅配ピザ」と字余りにする必要があるかという点と、「新居」では引っ越しの日のあわただしさが微量足りず、もったいないという点。

横尾さんが説明した時に使った「荷ほどき」という言葉を使って慌ただしさを出して「宅配」も使わず、添削されました。

庖丁始 都心は計画運休

「都心は計画運休」と で庖丁始に比重がくる。

それにより季語が活かされ、活かし方が二位より勝っていたという夏井先生の評価でした。

この句で横尾さんは初のタイトル戦優勝を決めました！

横尾さん、おめでとうございます。

天泣のプラチナ通り檸檬の香

「天泣」とはお天気雨のこと。お天気雨のイチョウの黄色いプラチナ通りでカフェから檸檬の香がしてきて、休憩しようという句。

プラチナと檸檬の色合いもきれい。お天気雨のキラキラ。檸檬の香りと、明るいキラキラ感が「泣」の1文字で削がれてしまいもったいないと夏井先生。

「天気雨」でよいと浜田さん。あなたもよく勉強なさってますね、と先生。

言葉のイメージを大切にすることがポイントだそうです。

七色の　果実が並ぶ　秋の声

評価のポイントは「秋の声」だという夏井先生。季語の理解が浅いとのことで、現状維持の評価でした。

この句の良いところは「七色の果実」という言い方。果物の名前を並べると季重なりになるので、七色の果実と表現する工夫があります。

ただ季語「秋の声」は秋のもの寂しい感じが本質。秋の豊かな感じを表すよう、「秋うらら」などが良いとのことでした。

キスマイ横尾さん、大勢のファンが俳句も応援してます。

父語る　敬遠五つ　夏の雲

「敬遠五つ」という七音の持つ情報量の多さを夏井先生も褒められていました。

確かに、野球ど素人の私でも、この語をみたとき、「野球の句だろう、特別なバッターのことだろう、くやしいかったろうなぁ」といろいろ想像できました。

松井秀喜選手のことをお父さんから語り聞いた句だそうですが、お父さんの経験として詠むならば、夏井先生の添削のように「雲の峰」を使うほうが良いとのことでした。

個人的には「父語る」で始まる横尾さんの句が、とても好きです。

発想を飛ばし、廃線沿いにあるラーメン屋さんの頑張っている姿を思い浮かべたという句。

廃線沿いに並んで明るく咲いているひまわりと、そのそばで時代を越えて廃線という地域の変化にも負けず地道に頑張っている古いラーメン屋さんが目に浮かびます。

基本の俳句の構成の１７音で、光景も時間の流れもすべて伝えきるこの句は、「言葉を信じている」と夏井先生に絶賛されました。

この渾身の句で、横尾さんは1年ぶりの昇格をとげ、名人４段に！

名実ともに若手のホープとしての横尾さんです。

10日間　おろすの忘れ　春眠

何をおろすのかわからないと指摘されてしまった句。　

令和元年は改元のための10連休。

銀行でお金をおろしわすれると寝て過ごすしかなくなる状況というのは、その時間をリアルに過ごした私たちには「あるある！」と思えてしまう句です。

リハ室のコーヒー苦し八重桜

ジャニーズジュニア時代の辛かった稽古を思い出して詠んだという句。

プレバトでは若手の横尾さんも、調べてみると30代！

Kis-My-Fit2はデビューが遅かったといいますから、長い下積み時代も経験すみなのですね。

八重桜は咲く時期が４月から５月と遅いため、この遅咲きのKis-My-Fit2をかけたそうです。深い句です。

2019年4月以前の俳句から

雪晴れや　エース区間の　九人抜き

キスマイ横尾さんは2019年4月以降のプレバトのご出演回数が少なめでした。

横尾さんの句をもっと見たいので、管理人の趣味で昨年度の俳句も１つ掲載させていただきます。

第4位ながら添削なしのこの句。

「雪晴れや」という季語が綺麗です。

箱根駅伝でごぼう抜きするランナーが出てくると、ワクワクして、自分も頑張ろうと思えるのですね。共感しました。

ここからは、名人の名句を紹介している記事でご紹介した句です。

おもひではぽろぽろ　遠い二重虹

横尾さんが名人3段に昇格を決めた句です。

スタジオジブリの高畑勲監督への追悼句として詠まれた句。プレバト初の追悼句だそうです。

「おもひでぽろぽろ」でジブリ映画だとすぐわかりますし、高畑監督がお亡くなりになった後の寂しさや、監督への敬意の気持ちが伝わってくる句だと感じました。

夏井先生は、季語「二重虹」の形容に「遠い」という言葉を選んだことを高く評価されました。

夜に入りて雨となりにし花万朶

第1回俳桜戦で見事２位となった句です。

季語の「花万朶」とは垂れ下がった多くの花の枝のこと。食事をしていると降り出した雨。さっき見た桜は散っていないかなと心配する想いを詠んだ句です。

「夜に入る」が時間のゆっくりとした経過を感じさせるという夏井先生の評価でした。

キスマイ横尾さんの俳句のまとめ

ついにタイトル戦初優勝を果たした横尾さん。ますます目が離せません。

みなさまも、お気に入りの句の「いいね！」をクリックしてくださいね。

このサイトを横尾さんが観てくださると嬉しいな！と思います。

2019年4月までの句を中心に掲載しましたが、この句も載せてというご希望があれば、どうぞコメントでお寄せください。

できる限り掲載していきたいと思います。

よろしくお願いします。