【プレバト】春の人気俳句ベスト20結果！村上さん一強から大変動！

プレバトファンのみなさんの2月下旬から4月末までの約2ヶ月間の「いいね！」クリックの増加分で「プレバト俳句2020春の人気ベスト20を発表します。

2か月間で、みなさんの「いいね！」を１番たくさん集め人気俳句のトップになったのはいったいどの俳句でしょうか！
今回はいつもの村上さん一強のベストとは全く様変わりしていました！

プレバトファンの皆さんの「好き！」が作者の芸能人さんに届きますように！

クリックをカウントしたのは、各俳句につけた↓↓↓こういう「いいね！」ボタンです。
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結果発表の俳句の「いいね！」ボタンはカウント中ですので、いいね！がどんどん加算されていきます！

2020春の人気俳句20位から16位は？

コスモスや女子を名字でよぶ男子

3月の名人の句を集めた記事で初めて当サイトに掲載させていただいた句ですが、あっという間に、ベスト20入りです。

「女子」「男子」と異性を呼ぶ年頃、ローティーンくらいの子どもたち。その関係性が「コスモス畑」とよく合っています。
ちょっと照れくささが入ってきたような時期、男子は女子を「夏井さん」と読んだりしますね。

プレバト初登場の村上さんが詠んだ、なんだか甘酸っぱさを感じさせるようなこの句に、気持ちがもぞもぞしたのを覚えています。

夏井先生から「この人はまだまだ化けるかもしれない」という評価でしたが、いまや見事名人10段、プレバト四天王ですものね！

夏井先生の読み通りでした。

１ＤＫ　八重桜まで　徒歩二分

たった3週間の掲載期間でベスト20入りしました。藤本さんらしさがあふれていてとても素敵な句。

不動産屋さんには物件案内が、間取りや平米。駅まで徒歩〇分などと、色々貼ってあるけれど、「八重桜まで徒歩二分とあったら面白いかなぁ」と詠んだと藤本さん。

夏井先生は、みなが兼題写真から離れようとするのと逆に、兼題写真ベタな言葉を拾ってきて「八重桜まで」という季語を含むフレーズで、オリジナリティを込め勝負にでたところがいい！と絶賛でした。

八重桜は存在感がある。ソメイヨシノより少し後の時期に咲くので、この時期に部屋を探しているのはどういう人かしらと想像も膨らむ。
また、「１」「八」「二」と数字をたくさん使っているがお互いに邪魔していないところも評価されました。

春光戦決勝で堂々2位の句です。

枳殻の棘や　引き篭りの寝癖

決勝初進出の岩永さん。堂々４位と大健闘でしたが、当サイトでも大人気でした。

この句は、家に発想を飛ばし引きこもりを詠んだ、棘の様子がひきこもりの大事なものを守ってあらゆるものに尖って守っている様子を整っていない髪で表現して詠んだという句です。

夏井先生は、「棘」を「や」で強調している。引き篭っている方が人を拒絶する棘だったり、自分自身を責める棘だったり、「枳殻の棘」と「引き篭り」をくっつけて詠むと奥行きが広くなる、こういう意欲的なことをやってくれるのが嬉しいと、大絶賛の句でした。

祝い歌　山川響くみかん鍋

焼いたみかんが入ったみかん鍋を詠んだ句。

みかん鍋からはじめて、読む人を引き付けた方が良いとの添削になりました。あえての三段切れでの添削です。

行間に次頁の影　夕立晴

2019年炎帝戦優勝の句が今回もベストに入りました。

読んでいた本の行間にすっと影が入ったことで夕立が上がったことに気づく、という村上さんらしい繊細な発見の句です。

2020春の人気俳句15位から11位は？

15位はありませんでした。14位タイが２句！

テーブルに君の丸みのマスクかな

ファンの方のリクエストで当サイトに掲載させていただいた句です。とても人気があり「いいね」ベストを集計すると必ず上位に入ってきています。

この句は、フルポン村上さんが、プレバト登場2回目にして連続の才能アリを獲得。

夏井先生の「この人は本物です」という大絶賛を得て、スピード特待生昇格を決めた句です。

村上さんの柔らかい感性が溢れた半径50cmのセンスは、もうこの頃から発揮されていたんですね。

連覇のさきぶれ沸き立つ初電車

2018年12月月間MVHを受賞した句です。

正月の電車で秩父宮ラグビー場に向かう、連覇の期待に湧く面々を詠んだ句で、勢いと破調が良くあっていると夏井先生に絶賛され、満面の笑みの中田さんでした。

サイフォンに潰れる炎花の雨

2019年春光戦で初優勝を飾った句。

静かなカフェの中でサイフォンの湯の沸く音、コーヒーの香り、外の花冷えの感覚まで伝わってくる句です。

「いいね」ボタンをみていただくとわかるように、当サイトに掲載させていただいている俳句の中で、一番の人気俳句です。

段葛　きやらぶき弁当かかへゆく

段葛（だんかずら）とは鎌倉の鶴岡八幡宮に向かって伸びる参道で、周りの道路から一段高く上がって続いています。
手作りのお弁当をもってお参りにいく様子がとても楽しそうです。「きゃらぶき」は一番美味しい季節、初夏の季語。

鎌倉に「きゃらぶき」を合わせたところと、鎌倉の初夏の野山を感じさせる点が夏井先生の高評価を得た句です。

焙煎香ふんぷん春陰を飛ばす

コーヒーの香りで春の曇り空が飛んでいくという、発想を飛ばした句。

コーヒーの焙煎の強い香りがたっている様子を「ふんぷん」と強調した中田さん。

「春陰を飛ばす」というせっかくの表現がふんぷんによって薄れてしまうと先生の評価でした。

2020春の人気俳句10位から5位は？

10位はありませんでした。9位タイが２句！

囀りを合図のごとく始発来る

春の鶯のさえずりが聴こえてきたら始発列車が来たという句。

まるでさえずりが合図になったかのようという直喩の句です。

この句で中田さんは高校生との対決で引き分けました。

竹藪のかわく葉音や極暑来る

京都まで吟行に出かけ、からからにかわいた竹藪の葉の葉音から、極暑を詠んだ句。

夏井先生に音のリアリティーがもったいないと指摘されました。

先生の添削で出てきた「乾ききる」という複合動詞をみた中田さんも、そこまでは出ない！とおっしゃいました。

横断の人波　秋光を放つ

天皇陛下の即位の礼をイメージして詠んだ句とのこと。

人波が秋光を放つと詩のエッセンスを振りかけている、力がないとつくれない句で、褒めて良いと夏井先生のコメントでした。

梅東風や受話器の底に母国あり

中国からの留学生が、公衆電話で母国に電話をかけている様子を詠んだ句。

東にある母国中国からの風が日本の梅を咲かせているという誇らしい気持ちが詠めると先生の評価。

女性初の名人誕生に、出演者の皆さんも祝福していました。

「とき」発車旅憂わしき花追風

この句の季語「花追風」は中田さんの造語季語です。

「追風（おいて）」という季語に「花」をつけて季語とした中田さんの度胸に夏井先生がびっくりしていました。

新潟への列車への旅だとわかる「とき」発車。憂わしきも花追風もとても美しい句だなぁと感じました。

誘導鈴　風花ひかる改札へ

季語は「風花」ホームに誘導鈴（チャイム）が新宿の南口に誘導されているようだ、という句。

動作がリアルに再生されている、「へ」という助詞で白い杖をつきながら歩いていく人が見えてきたという夏井先生でした。

この句で中田さんは１ランク昇格！　名人4段になりました。

2020春の人気俳句第4位は！

なんとここまで、中盤は中田さん一色！強い！
当サイトは中田さんのファンが集ってくれる場になったようです💛

流れでるショコラの奥の冴ゆる巴里

目の前のショコラフォンデュの映像に、冬の冴ゆる巴里の映像を重ねていくという、読み手の誘導はとても高度な技術を使った句。

この句で中田さんは名人3段に昇格！

映像の厚みがカッコイイ！という先生の評価に、中田さんはいつもの可愛らしい感情表現で喜びを爆発させていました。

2020春の人気俳句第3位は！

テーピングの足　春泥を撥ね上ぐ

マラソンランナーがテーピングをしながら練習をしている光景。春の泥を靴ではね上げる力強さを詠みました、と中田さん。

「すごく工夫している」と夏井先生。「春泥」が季語。足元に焦点を絞った思い切りがいい！

足のテーピングで故障上がりや不安が見える。全部足すと１７音になる。

「上ぐ」で字数を整えたが、文語にしたことで現場の勢いが微量そがれたかもしれない、字余りは気にせず、「撥ね上げる」と口語にして蹴り上げる勢いがでる、と参考として口語の場合の句が紹介されました。

2020春の人気俳句第2位は！

2位も中田さんです！

若芝に大の字　身ひとつの移住

過疎の村の家具家電付きで移住希望者に用意された一軒家に応募した若者が、「のどかな村に来た！」という句。

この句を読んで映像が瞬間的に浮かんだと、鈴木光さん。

夏井先生も、「身ひとつの移住」で状況を描き切るところがうまい。

また、「大の字」は生身の体のこと。「身」は状況を表している。ささやかに意味が響きあう。たくらんでやっているのでしょう。
若芝の「若」の一字で若者が希望を抱いて「よし！」と移住する気持ちが出てくる。
季語を主役に立てて気持ちも表せている、「褒めましょう！」と大絶賛でした。

たった3週間で101のいいね！を集めました。

2020春の人気俳句第1位は！

まるでシンバル　移り来し街　余寒

６回目のタイトル戦制覇を決めた句が当サイトの春の人気ベスト１となりました。

この句は東国原さんが初めて上京したときのことを詠んだ句です。

１８歳から宮崎から東京にきた。その時に感じた東京を「まるでシンバル」と表現。平板で、冷たくて、賑やかしい、騒がしいというのを破調にして不安感を出したと東国原さん。

季語は「余寒」冬があけてもまだまだ寒い様子のこと。

夏井先生は、本当に見事な一句。俳句では「比喩は手練れになってから」と教わる。
「移り来し」で引っ越してきた街がまるでシンバルみたいだ。音の響きが不安感を掻き立てる。あと３音で「余寒」を投げ込み、もう一度シンバルがなるかのような感じ。

「ここまで作れたら気持ちいいだろうなぁ」と思う、さすがだなと思いました！と大絶賛。

たった3週間で124のいいね！を集め、こちらのサイトでも人気ナンバー１！

東国原さん、おめでとうございます。

みなさんの応援が東国原さんに届きますように！

たくさんの応援をどうもありがとうございました。

2020春の人気俳句のまとめ

前回に引き続き約２ヶ月間のクリック数の増加分で人気ベストを集計させていただきました。

おかげさまで多くのみなさまに応援クリックしていただけるようになったので、2か月間でも順位が出せるようになりました。ありがとうございます。

当サイトでは、いつも圧倒的に村上さんが人気ですが、今回はずいぶんと違ったカラーでした。

中田さんファンの方がこちらのサイトを見つけてくださったこと、ありがたく思います。

今回は、今までの村上さん一強のこちらのサイトの「いいね！」の応援力が、他のみなさんにも広がってきたことが嬉しい結果となりました。

梅沢さんも永世名人になられ、これからのプレバトはまた一段階、グレードアップしそうです。
楽しみですね！

応援に参加してくださったみなさん、最後まで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。

もちろん他の名人・特待生も応援中です。この句も載せてというご要望がありましたら、コメントなどでお寄せいただけると嬉しいです。

どうぞまた、一緒に鑑賞しましょう。

ではでは。また。

最新の段位表はこちら
【プレバト俳句の段位表】名人・特待生の最新段位の情報はこちら！

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