プレバト俳句

【プレバト俳句一覧】岩永徹也さんの俳句にいいね!しよう

秋暁の富士山

プレバトではIQ130以上の高さとJAXAの宇宙飛行士適性試験でオールAAA!と紹介されている岩永徹也さんは、ついに名人に昇格されました。

岩永徹也さんの2019年からのプレバト俳句を、鑑賞して応援しましょう!

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岩永徹也さんの最近の俳句一覧

秋暁の富士へ 遊覧飛行船

20211104
お題「富士と紅葉」

秋暁の富士へ 遊覧飛行船
しゅうぎょうのふじへ ゆうらんひこうせん

添削なし

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富士山のご来光を見に行くツアーがある。

それに乗ってみたいなと思っていたら、秋の日の出の時期に富士山に向かう様子のスケールが大きなのが浮かんできて、それを詠んだという岩永さん。

季語を主役にする工夫ができていると夏井先生から高く評価され、1ランク昇格。見事、名人初段となりました。

語順がよく、秋暁で季節と時間がある。ゆっくりと暗いところから明るくなっていく表情がある。

また、助詞「へ」がうまく生きるのは、「秋暁の富士」で大きな空間ができているから。

そこに「へ」で遊覧飛行船がその中にはいってくることで、秋暁が主役に立っている。と大絶賛でした。

軸足のギプスの寄せ書き 山粧ふ

20210909
金秋戦Aブロック3位
お題「スポーツの秋」

軸足のギプスの寄せ書き 山粧ふ
じくあしのぎぷすのよせがき やまよそおう

添削後:
軸足のギプスに金秋の寄せ書き 

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サッカーをしていた岩永さんの、友達が軸足をけがしたときの実体験を詠んだ句。いろいろな色のペンで白いギプスにみなで寄せ書きしたのを山の色とりどりに寄せて詠んだという岩永さん。

夏井先生は、「軸足の」でサッカーかなと思った、ギプスで寄せ書きをしている、と映像が細かくなっているのに、最後の季語の選択で映像が広がってしまったのがもったいないと指摘。

最後に、ギプスのアップで終わる句に添削されました。

驀進の棋士は少年 青嵐

20210527
お題「コーラ」

驀進の棋士は少年 青嵐
ばくしんのきしはしょうねん あおあらし

添削なし

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藤井壮太さんの、将棋界を駆け上がっていく様子を詠んだという句。

藤井さんは午年生まれのため、馬という感じを使いたくて驀進をつかったそうです。

この句の評価のポイントは、4つの単語を並べた是非、と夏井先生。

岩永さんは、この句で1ランク昇格で特待生1級に。

たくさんの情報をすっきり入れていると夏井先生の評価でした。

たくさんの情報を入れているが、法則通りに基本の形にいれて手堅くきた。季語をひとつともう一つの要素は「少年」。

また「し」の韻を踏んでいるため一句の中で響いているのがこの句の調べの特徴、と夏井先生の大絶賛でした。

どちらとも 言えないに〇 双葉かな

20210225
春光戦Cブロック第2位
お題「きのこの山」と「たけのこの里」

どちらとも 言えないに〇 双葉かな

添削後:
双葉萌ゆ どちらとも言えないに〇

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先日アンケートに答えたときに、はい、いいえ、どちらとも言えないという選択肢があった。

どちらとも言えないに〇をする心境が、きのこの山とたけのこの里をどちらも好きだという心と重なり、イメージを重ねたという岩永さん。

兼題写真からこの発想はいい発想だと大絶賛、「そうきたか!」と思いましたという夏井先生。

ただ「かな」が浮き上がっている点だけを指摘。

映像だけにとどめておけばよいと、捨て石の言葉で「萌ゆ」と添削されました。

〇と双葉の形が触れ合う、これをやっていれば1位だったそうです。

色のなき風や ボカロのラブソング

20201029
金秋戦予選Bブロック2位
お題「ピアノ」

色のなき風や ボカロのラブソング
いろのなきかぜや ぼかろのらぶそんぐ

添削なし

いいね!(8)

秋の風は「色なき風」と言われていて華やかさや艶っぽさがないといわれる。

作曲をしていてボカロ(ボーカロイド)歌詞を歌ってくれるけれど、機械の声なので色っぽさや切なさが感じられなくて「色のなき風や」と取り合わせたと岩永さん。

「色なき風や」のほうが良かったと梅沢さん。

「色なき風」の殺風景なところとボカロの色とりどりな感じが面白いと藤本さん。

ボカロがなんだかわからなくて調べてみましたと夏井先生。省略の良し悪しはわかれるが、若い子は普通に使っているというので略語は許容して良いと判断した。

「色のなき風」は古い季語で和歌の時代から使っている。秋のイメージカラーは白のため「色なき風や」と言われている。

先生としては、「色なき風や ボーカロイドのラブソング」としても違和感はなかったと思う。

新しいものと古いものを合体させるところ意気込み、挑戦を認めたいと夏井先生。

花は葉に彼女は妻にそして母に

20200806 炎帝戦決勝9位
お題「ポイントカード」

花は葉に 彼女は妻にそして母に
はなははに かのじょはつまに そしてははに

添削後:
花は葉に 彼女は匂はしき妻に

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桜の花が葉桜になっていく時間経過を持っている「花は葉に」が季語。

こういう季語を使ってくださっているのがいいなと思うと夏井先生。

詰め込み過ぎだと梅沢さんの指摘。

夏井先生は 「そして母に」で別に一句できると、妻にまでで添削されました。

枳殻の棘や 引き篭りの寝癖

20200409 春光戦決勝第4位
お題「不動産やさん」

枳殻の花

枳殻の棘や 引き篭りの寝癖
からたちのとげや ひきこもりのねぐせ

いいね!(90)

この句では家に発想を飛ばし引きこもりを詠んだ。棘の様子がひきこもりの大事なものを守ってあらゆるものに尖って守っている様子を整っていない髪で表現して詠んだという句。

「枳殻の花」は春の季語。木に対しては季語と言わない。花が咲いた時と実がなった時が季語となるのが俳句の一般的な考え方。
「枳殻の実」は秋の季語。「枳殻の棘」では、無季の句と読む人が多いと思うと夏井先生。

「棘」を「や」で強調している。引き篭っている方が人を拒絶する棘だったり、自分自身を責める棘だったり、「枳殻の棘」と「引き篭り」をくっつけて詠むと奥行きが広くなる、こういう意欲的なことをやってくれるのが嬉しいと夏井先生、絶賛でした。

この句で春光戦決勝4位を獲得した岩永さん!タイトル戦決勝初進出で次回のシード権も獲得しました。

おめでとうございます!

赤本で蓋す 春夜のカップ麺

20200227 春光戦予選Aブロック2位
お題「カップ麺」

カップ麺を食べる

赤本で蓋す 春夜のカップ麺
あかほんでふたす しゅんやのかっぷめん

いいね!(25)

厚い赤本でカップ麺に蓋をして、受験勉強の休憩でカップ麺を食べているという句。

句またがりで季語を含まないフレーズと、季語を含むフレーズを組み合わせたとてもよくできた句と夏井先生絶賛でした。

6回目で初のタイトル戦予選突破!岩永さん、おめでとうございます。

花冷えや 解体前の観覧車

20200213 名人特待生査定SP
お題「観覧車」

観覧車

花冷えや 解体前の観覧車
はなびえや かいたいまえの かんらんしゃ

添削なし

いいね!(9)

小さい頃にいっていた遊園地が閉園することになり、さみしい気持ちを花冷えという季語で表わしたという松永さんの句。

評価のポイントは季語「花冷え」を選んだ是非。

この句で「1ランク昇格!」。岩永さんは特待生2級に返り咲きました。

夏井先生からは、季語が効果的だという評価でした。

この句は桜の美しさと解体前の観覧車の対比が良く、「冷え」のおかげで観覧車の鉄骨の奥まで冷えていっている感触もでる。いい季語を選んだと夏井先生は大絶賛でした

岩永さん、おめでとうございます!

駅弁の箸割る音や去年今年

20191226
冬麗戦予選 第5位
お題「年末年始の駅弁売り場」

駅弁

駅弁の箸割る音や去年今年
えきべんのはしわるおとや こぞことし

添削後:
駅弁の箸割る去年今年の車窓

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高浜虚子の使った「去年今年」という季語は、一瞬と時間の流れの両面を内包する季語だとのこと。

岩永さんが「去年今年」の一瞬に焦点を当てて詠んだ句を、夏井先生は時間の流れを車窓の流れに感じられる句に添削しました。

三度目の ATMや 菊花賞

20191031
お題「ATMの行列」

ATMの行列プレバト公式HPより

三度目の ATMや 菊花賞
さんどめの えーてぃーえむや きっかしょう

添削後:
菊花賞 今日三度目の ATM

いいね!(4)

お題のATMは季節感がないので、物語を作ろうと思ったと岩永さん。競馬場で何度もチャレンジしてATMに行ってお金をおろして臨んだ時のことを書いたとのことです。

夏井先生は、語順を菊花賞を最初に出して競馬場だとすぐわかるようにし、さらに「今日」3回目のATMだとわかるように添削されました。

岩永さん、応援しています!

梅雨寒やジャズレコードの傷拾う

20190606
お題「梅雨の物干しハンガー」

梅雨寒やジャズレコードの傷拾う
つゆざむや じゃずれこーどの きずひろう添削なし

いいね!(12)

お気に入りのジャズ喫茶で、梅雨時にはレコードの針がキズを拾い、音飛びしやすいということを知って詠んだ句。

夏井先生からは「梅雨寒」での皮膚感覚、レコードの音飛びの「聴覚」などよく考えて作っているという高評価。

岩永さんはこの句で1ランク昇格。

特待生2級になりました。おめでとうございます。

春ぼこり 固定電話の 指の跡

20190404 春光戦予選5位
お題「春の鮮魚店」

魚屋さん

春ぼこり 固定電話の 指の跡
はるぼこり こていでんわの ゆびのあと
添削後:
魚屋の 電話機 春埃の指跡

いいね!(2)

鮮魚店に行ったことがなかったため実際に行ってみたところ、魚屋の奥の黒電話がホコリをかぶっていたことから詠んだ句。

夏井先生は固定電話に目を付けたことや、ホコリの指跡を切り取った点を評価。肝心の「魚屋」だということがわかるように添削されました。

冴え返るA.I.棋士の白き腕

20190307
お題「春の号外」

冴え返るA.I.棋士の白き腕
さえかえる えーあいきしの しろきうで

添削後:
冴返る A.I.棋士の 白い腕

いいね!(6)

号外に、人口知能ロボットのAI棋士がプロ棋士に勝ったと書いてあると想像した句。

岩永さんはこの句で「1ランク昇格」。連続で昇格を果たし特待生3級になりました。

岩永さん、おめでとうございます。

煮大根や 円周率の 崩る音

20190131
お題「コンビニのおでん」

コンビニのおでん

煮大根や 円周率の 崩る音
にだいこや えんしゅうりつの くずるおと
添削後:
煮大根や 円周率の 崩るる音

いいね!(13)

岩永さんの好きなおでんの具、煮大根。その大根が煮崩れるところをみて円周率に発想を飛ばした句。

夏井先生から普通の人はそんな風には思わないが、大根の丸い形が煮崩れることを円周率が崩れると言いたいのだ、ぐつぐつと大根が煮える音が円周率が崩れる音だと表現しているとわかると「なるほど」と思うとのコメント。

岩永さんはこの句で4級に1ランク昇進しました。

岩永徹也さんの俳句のまとめ

タイトル戦でも活躍される岩永さん。

これからのご活躍もとても楽しみです。

皆さんでどうぞ、お気に入りの句の「いいね!」をクリックしてくださいね。

このサイトを岩永さんが観てくださると嬉しいな!と思います。

2019年1月までの句を掲載しましたが、この句も載せてというご希望があれば、どうぞコメントでお寄せください。

できる限り掲載していきたいと思います。

よろしくお願いします。

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