2020年のプレバト始め!
プレバトファンのみなさま
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします。
このページは、冬麗戦決勝の俳句を浜田さんの発表順にお伝えし、好きな俳句にいいね!もできるサイトです。
2020年このサイトもリニューアル!
今週の放送で、一番印象的な句を
イチオシ俳句として紹介するところから始めます!
では、さっそく2020年最初のイチオシ俳句から。
名人6段 キスマイ横尾渉さん
庖丁始 都心は計画運休
ほうちょうはじめ としんはけいかくうんきゅう
俳句の敬意を込めて
17文字で最大限の賛辞を贈ります
手料理で祝う初春初優勝
管理人 葉っぱ
2019年末に行われた冬麗戦予選では、順当に名人10段梅沢さんと村上さんが勝ち上がりました。
難関を勝ち抜いた特待生は、キスマイ北山さんと皆藤愛子さんのお2人。
この4名とシードの5名の計9名が、冬麗戦のタイトルを目指しました!
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冬麗戦決勝のお題
冬麗戦予選の夏井先生からのお題は「お鍋」
寒い時期には温かいお鍋を囲みたくなるもの。
実際のお題の写真は、蓋がしまり中が見えないお鍋の写真。
タイトル戦らしい難しいお題です。
高レベル、僅差の名人・特待生の戦い。どんな俳句でタイトルを狙ったのでしょうか。
冬麗戦決勝の出場者のみなさん
予選から勝ち上がったのは4名。
予選1位通過の皆藤さんは、タイトル戦の決勝に進んだ経験があります。
一方の4位通過のキスマイ北山さんは初の決勝進出。
手堅い俳句で決勝進出、決勝の句ではチャレンジしたと言う名人10段の梅沢富美男さん。
同じく名人10段のフルポン村上さんは、作風から女性特待生たちの憧れの存在。
決勝からシードで出演されるのは、この5名。
名人10段 東国原英夫さんはタイトル戦5回優勝の実力者。
FUJIWARA藤本敏史さんは去年の冬麗戦準優勝。
無冠の名人、6段のキスマイ横尾さんは今度こそと意気込み、名人4段の中田喜子さんは帯を仕立ておろして気合い十分。
さらに名人初段で初シードの千原ジュニアさんです。
放送での発表順に順位と俳句の発表です
決勝でも浜田さんの発表順に、順位と俳句を鑑賞していきますね。
お気に入りの句にはぜひ「いいね」を!
2020冬麗戦決勝 第2位は?
湯豆腐の湯気 アインシュタインの舌
ゆどうふのゆげ あいんしゅたいんのした
添削なし
無関係な二つの言葉を取り合わせることで、独自の世界を表現できているところがポイントの、
東国原さんの俳句。
夏井先生は、シンプルな食べ物、湯豆腐という季語と、物理、宇宙の世界を連想させる深い言葉の取り合わせを高く評価としました。
2020冬麗戦決勝 第3位は?
双六の駒にポン酢の蓋のあり
すごろくの こまにぽんずの ふたのあり
添削なし
とてもいいあるある感。物も見えるし、ポン酢で鍋をやっていたとわかる。
この切り取りかたはうまいと夏井先生の高評価。
2020冬麗戦決勝 第8位は?
ほろ酔いの帰路 すき焼きの仄かな香
ほろよいのきろ すきやきのほのかなか
添削後:
ほろ酔いや すき焼きの香の残る帰路
季語は『すき焼き』冬の季語。
すき焼きの帰り道に、自分の髪に香りが感じられるという、皆藤さんの書こうとした内容がわかる句に添削されました。
2020冬麗戦決勝 第5位は?
スイミーの音読二回おでん炊く
すいみーの おんどくにかい おでんたく
添削後:
宿題の音読二回おでん炊く
ごんぎつね音読二回おでん炊く
素直に取り合わせている。韻も揃えている。
僅差で順位をつけなくてはならないために、題材にスイミーを選んだことが少し残念だったと夏井先生。
おでんの温かさに合う、温かみのある語句での添削となりました。
2020冬麗戦決勝 第6位は?
湯豆腐やくるりくるりと昆布回る
ゆどうふやくるりくるりと 昆布回る
添削後:
湯豆腐の昆布 ほのほのと回り出す
鍋の蓋を開けたところを詠もうとした句。
夏井先生は素直に観察をするところがとても良いと評価。
今まさに回り出したという光景を詠むため添削されました。
まっすぐに観察しようとする
温度が上がってきてほんわりとしてきた様子がわかる。
キスマイが俳句で頑張り、若い人がまっすぐ俳句に興味を持ってくれるのはありがたいと夏井先生。
キスマイのみなさん、良かったですね。
2020冬麗戦決勝 第4位は?
湯豆腐にすの立ちはじむ四方の春
ゆどうふのすのたちはじむ よものはる
添削後:
湯豆腐にすの立ち 四方の春の酒
季語を2ついれるタブーにチャレンジをしたという梅沢さん。
そのチャレンジを大きく評価しているという夏井先生。
「すの立ちはじむ」を終止形でなく添削のようにしていたら一位だったという夏井先生でした。
2020冬麗戦決勝 第7位は?
風邪の孫 祖母の御飯を平らげる
かぜのまご そぼのごはんをたいらげる
添削後:
祖母の飯平らげ風邪の子の朝(あした)
ご自分の実体験を詠んだという千原さん。
祖母があれば孫と書かずに子と書けば良い、と夏井先生。
2020冬麗戦決勝 第9位は?
祝い歌山川響くみかん鍋
いわいうた さんせんひびく みかんなべ
添削後:
みかん鍋 故郷の山河 祝ひ歌
焼いたみかんが入ったみかん鍋を詠んだ句。
みかん鍋からはじめて、読む人を引き付けた方が良いとの添削になりました。あえての三段切れでの添削です。
2020冬麗戦決勝 優勝は?
庖丁始 都心は計画運休
ほうちょうはじめ としんはけいかくうんきゅう
添削後:
庖丁始め都心は計画運休
(作者の趣味の問題)
「都心は計画運休」と で庖丁始に比重がくる。
それにより季語が活かされ、活かし方が二位より勝っていたという夏井先生の評価でした。
横尾さんには王道の五七五の俳句を極めてほしいと夏井先生。
しかしこの句が横尾さんの句だと知り嬉しいと夏井先生が喜んでいました。
横尾さんを、素晴らしいチャンピオンだと梅沢さん。
グループの中で一番勉強熱心な横尾さんについに結果が出て、嬉し泣きする千賀さん。
横尾さん、おめでとうございます。
2020冬麗戦決勝のまとめ
予選のシード権ボーダーラインは、
4位まで!
冬麗戦を制したのは キスマイ横尾渉さん でした!
1位 キスマイ横尾渉さん
2位 東国原英夫さん
3位 フルポン村上健志さん
4位 梅沢富美男さん
—–次回シードボーダーライン—–
5位 FUJIWARA藤本敏史さん
6位 キスマイ北山宏光さん
7位 千原ジュニアさん
8位 皆藤愛子さん
9位 中田喜子さん
ついにキスマイ横尾さんが初優勝し、新しい時代の幕開けを感じさせる冬麗戦決勝でしたね!
横尾さん
おめでとうございます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今年もプレバト俳句を応援していきますので、どうぞよろしくお願いします。
ではではまた!