12月12日は梅沢、東国原両名人10段が直接対決!
東北、九州ご出身のお二人同様、ほかのゲストの皆さんも東北、九州出身者が勢ぞろいです。
このサイトでは、誰でもお気に入りの俳句に「いいね!」をできるようにしました。各句にこのようないいね!ボタンがついています。
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今週のゲスト
今週のゲストのご紹介です。
肩書き お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
俳優 陣内孝則さん
初登場、陣内孝則さんは福岡県出身。ロックから俳優、歌手、タレント、映画監督と幅広い顔をもち自信満々の陣内さんの俳句は!?
女優 浅香唯さん
浅香唯さんは東国原さんと同じ宮崎県出身。プレバト俳句は初登場です。
女優 芦名星さん
芦名星さんは梅沢さんと同じ福島県出身。やはりプレバト俳句は初挑戦です。
女優 秋吉久美子さん
福島県の出身の先月初出場で才能アリ1位を獲得した秋吉さん。つづけて才能をみせてくれるでしょうか。
歌手 大友康平さん
ハウンド・ドックを結成し歌詞を書いていたから言葉の選択に自信を見せる大友さん。久々の登場で才能アリをとれるでしょうか。
今週の名人・特待生
次は今週の名人・特待生のご紹介です。
段・級 お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
名人10段 東国原英夫さん
大学進学で宮崎から上京した東国原さん。星の獲得で一進一退が続くひがしさん。今回の挑戦では一つ前進なるでしょうか。
名人10段 梅沢富美男さん
15歳で福島から上京した、名人10段で星3つと一番永世名人近くにいる梅沢さん。今年中に永世名人まで登れるでしょうか。
今週のお題
今週の夏井先生からのお題は「羽田空港からのモノレール」
実体験を込めやすい地方出身者のみなさんが、故郷を詠むか上京した当時を詠むか、いろいろと発想を広げられるお題です。
今週のゲストさんたちの俳句を「いいね!」
ではさっそく、今週のゲストさんの俳句を鑑賞して、好きな句、気に入った句には「いいね!」で応援していきましょう。
浅香唯さんの俳句を鑑賞!
第3位 浅香唯さん
冬日和 凛と車窓に 電波塔
ふゆびより りんとしゃそうに でんぱとう
添削後:
冬晴や車窓に凛と電波塔
モノレールにのって東京タワーを見たとき、大きなタワーに圧倒され、凛とした東京タワーのようになりたいと思ったという浅香さんの句。
兼題写真を忠実に描こうとする姿勢の素直さが良い、と夏井先生。
「凛と」を活かすよう季語を変えて添削されました。
芦名星さんの俳句を鑑賞!
第4位 芦名星さん
思い出の 東京タワーに 雪光る
おもいでの とうきょうたわーに ゆきひかる
添削後:
父と来た東京タワー 雪ひかる
雪光るというところが美しく福島県人だと梅沢さん。
どんな思い出なのかというヒントが書かれてないので読み手としてはもどかしい。
お父さんと来たということを素直に書けばよいと、夏井先生の添削となりました。
秋吉久美子さんの俳句を鑑賞!
第2位 秋吉久美子さん
オレンジの 東京タワーの 雪温し
おれんじの とうきょうたわーの ゆきぬくし
添削後:
オレンジ色の東京タワー雪温し
「雪温し」という感じかたが良い、「温し」と「東京タワー」が、故郷の雪と、東京の雪とを心理的に比較して感じているのではと思える、と夏井先生。
上五は字余りにしても良いので、オレンジ色といったほうがよいとの添削となりました。
陣内孝則さんの俳句を鑑賞!
第5位 陣内孝則さん
ビル集い 踊る師走の スクリーン
びるつどい おどるしわすの すくりーん
添削後:
空は師走 スクリーンめくビルの窓
東京の師走はせわしなく、ビルに移る師走の様子をスクリーンに見立ててみたという句と陣内さん。
歌詞としては成立するが俳句にはならない、と東国原さん。
夏井先生にも、映像を作るように擬人化を直して添削されました。
大友康平さんの俳句を鑑賞!
第1位 大友康平さん
空恋し ビルの谷間に第九鳴る
そらこいし びるのたにまに だいくなる
添削後:
空恋し ビルの谷間に 鳴る第九
季語がないが「第九鳴る」で師走だと思えると梅沢さん。
空恋し、という言葉でふるさとの空を恋しがっているという詩の空間が膨らんでいると「ビルの谷間」も陳腐にならない。
第九は季語にはなっていないが、新しい季節の気分が生まれている。
チャレンジ賞を含めて1位としたという夏井先生でした。
今週の名人・特待生さんの俳句に「いいね!」
次は、今週の名人の俳句を堪能していきましょう。
東国原英夫さんの俳句を鑑賞!
名人10段 東国原英夫さん
オッケーグーグル 冬銀河にのせて
おっけーぐーぐる ふゆぎんがにのせて
添削なし
前回現状維持の東国原さんは、この1年のご自分の俳句の成績を、健康な心電図のように上がったり下がったりだと表現!
この句は、とりあわせがはまったという夏井先生の評価で一つ前進!☆二つとなりました。
グーグルに本当に頼んでやってくれるものではなく、「冬銀河」という季語を取り合わせたところは、今は実現できないが未来がやってくるイメージがあると絶賛でした。
最近の東国原英夫さんの俳句一覧
2019年以降の、東国原さんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
東国原さんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
梅沢富美男さんの俳句を鑑賞!
名人10段 梅沢富美男さん
笹鳴の 庭後にして 帰京せり
ささなきの にわあとにして 帰京せり
添削後:
帰京せり笹鳴の庭ふぼの庭
まだうまく鳴けない鶯のさえずりを後に、東京に戻る切ない気持ちを書いた句。
一つ後退となってしまったこの句は、「説明をするな」という夏井先生の評価でした。
「後にして」という説明をしないで、父母の庭を後にしたことがわかるようにできるのだそうです。
最近の梅沢富美男さんの俳句一覧
2019年以降の、梅沢さんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
梅沢さんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
今週のまとめ
今週は、「Ok Google」が登場した東国原さんの句にびっくりしました。
いつも驚かせてくれる東国原さんの句は、いつも一歩先を行っている気がします。
応援に参加してくださったみなさん、最後まで読んでいただいた皆さんも
ありがとうございました。
どうぞまた、一緒に鑑賞しましょう。
ではでは。また。