10月31日のプレバトは、2時間SPの特待生昇格スペシャル!
6人の特待生が昇格に挑戦。5級の特待生が降格なら資格はく奪!という今回。
どんな句が披露されたでしょうか。
今回もプレバトファンが特待生昇格スペシャルの俳句を鑑賞して、好きな俳句に「いいね!」できるようにしました。
頑張って俳句を作っている芸能人さんたちに、応援している気持ちを伝えましょう!
あなたはどの俳句が好きですか?
このサイトでは、誰でもお気に入りの俳句に「いいね!」をできるようにしました。各句にこのようないいね!ボタンがついています。
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特待生昇格スペシャルゲスト
今回昇格にチャレンジする特待生の皆さんをご紹介します。
級 お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
特待生1級 立川志らくさん
特待生昇格から1年で1級まで上り詰め、そろそろ上に上がらないと!誰か落としてプレバト四天王入りを狙う!と意気込む志らくさん。名人に昇格できるでしょうか。
特待生2級 岩永徹也さん
今年1年でいっきに2級まで登った岩永さんは昇格して着物を着たいと、名人を目指します。6月以来の久々のチャレンジで1級に昇格して名人を射程圏内に入れられるでしょうか!
特待生5級 皆藤愛子さん
5月の特待生昇格以来、2度のタイトル戦出場を果たした皆藤さん。大舞台で鍛えた落ち着きで昇格できるでしょうか。
特待生5級 パックンさん
6月に特待生になったばかりのパックンさん。毎回才能アリだった実力を発揮して昇格はなるでしょうか。
特待生5級 馬場典子さん
2016年から6回の査定を受けて特待生に昇格した馬場さん。特待生になったからにはチャレンジするという意気込みが報われるでしょうか。
特待生5級 光浦靖子さん
芸能界屈指の読書家で期待の特待生。夏井先生から絶賛され期待の特待生とのお墨付きをもらった光浦さん。期待に応えられるでしょうか。
今週の名人
今週の名人は見届け役、ご意見番としての登場です。
段位 お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
名人10段 FUJIWARA 藤本敏史さん
永世名人への道で一つ目の星を獲得した藤本さん。句へのコメントにも出演者のつっこみにもさすが!という切れがあります。
名人10段 フルポン村上健志さん
次回のタイトル戦から特待生と共に決勝進出を競う立場になった村上さんですが、当ブログのファンによる「いいね!」のランキングでは断トツでトップを走り続けています。
名人2段 中田喜子さん
唯一の女性名人で、中田さんは自分に続くプレバトシスターズ?!のメンバーを待っているのかと思いきや!実は!
今週のお題
今回の特待生昇格スペシャルの夏井先生からのお題は「ATMの行列」です。
日常によく見る風景ですが、季節感の表れにくいお題。どんな季語を使うかがポイントになるそうです。
チャレンジした句が多かったとの夏井先生のコメントがありましたが、特待生たちはどんな句を詠んだのでしょうか。
ファンの「いいね!」の投票のしかた
出演者の皆さんの俳句と、夏井先生の添削俳句を一緒に掲載しています。
オリジナル俳句への気持ちでも、夏井先生の添削後の俳句に対してでもでも!
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昇格査定の特待生の俳句を「いいね!」
ではさっそく、昇格査定に挑んだ特待生さんの俳句を鑑賞していきましょう。
馬場典子さんの俳句を鑑賞!
星月夜 空き瓶に 五百円ジャリン
よしづきよ あきびんに ごひゃくえんじゃりん
添削後:
五百円玉ジャリン 星飛ぶ夜の 硝子瓶
査定結果は、現状維持でした。
500円玉貯金のジャリンという実感と、この貯金を何に使おうかという実感を星月夜に託したという句。
「目線が上から下にいくところは良い」と藤本さん。
夏井先生は、「五百円」と「空き瓶」の是非がポイントだが、表現があいまいと評価しました。
現状維持と評価されたのは、五百円玉なのか、100円玉5枚なのか?また「空き瓶」という言葉を使ったことで貯まっているのがわかりにくいという理由です。
細かな言葉選びに注意して、正確に表現すると情景の伝わる句になる、とのことでした。
馬場典子さんの最近の俳句一覧
2019年からの馬場さんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
馬場さんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
光浦靖子さんの俳句を鑑賞!
金貸せぬ ブーイングのごと 虫鳴けり
かねかせぬ ぶーいんぐのごと むしなけり
添削後:
金貸せぬとごまかす 虫の鳴きしきる
査定結果は、1ランク降格!
ふたりで旅行でも行きたいねと盛り上がっていた男友達に「金は貸せない」と言ったとたんシーンとした沈黙。そこに虫の声だけが聴こえてきて、それがブーイングのように思えた、という句だそうです。
「比喩が生きているかどうか」の是非がポイントでは?と藤本さん。
夏井先生の査定結果は、「ブーイングのごと」という比喩が説明的という理由で、光浦さんがまさかの特待生陥落!特待生はく奪となってしまいました。
先生は、このような場面を俳句にするのがダメなわけではない。生々しい体験を俳句にしようとするのは良いとアドバイス。
添削では、誰が言っているのかがわかる句として直されました。
光浦さんは発想はいいのだから技術的なことを勉強して出直してきてください、と夏井先生からのコメントでした。
光浦さん、残念でしたが、いつも応援しています!
光浦靖子さんの最近の俳句一覧
2018年8月からの光浦さんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
光浦さんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
パックンさんの俳句を鑑賞!
通帳に バリの絵葉書 冬近し
つうちょうに ばりのえはがき ふゆちかし
添削なし
査定結果は、1ランク昇格!
ATMの写真から来日当時の思い出を詠んだ一句。冬休みに毎年旅行に行くために1年間ずっと貯金してきたという句だそうです。
「通帳に絵葉書を挟むか?」という藤本さんに、「通帳にバリの俳句を挟むのは俺の体験だからいいのじゃないの!」と半切れのパックンさんでした。
夏井先生の評価は、ささやかな意外性があるというものでした。
パッと読んだときに一瞬なんで?と思うが、お金をためてバリにいきたいのかなと通帳の金額とバリの絵葉書を見ているのかなと読める、と評価されました。
地名はバリでなくても、2音の地名なら良いのではないか、チリ、伊豆、三重、タイなど、とも考えられるが、バリは作者にとっての思い入れのある土地で、「バリ」と「冬近し」の季語との関係性と読んであげればよいとのことです。
パックンさん、おめでとうございます。
パックンさんの俳句一覧
パックンさんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
パックンさんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
皆藤愛子さんの俳句を鑑賞!
冬隣る 振込み画面の 静電気
ふゆとなる ふりこみがめんの せいでんき
添削なし
結果は、1ランク昇格!
画面を出したくて「振込み画面」という語を入れたという皆藤さん。
「静電気に目をつけたところが完璧」と藤本さんのコメント。
「着想がいい」と中田さん。しかし「ただ降格してほしい」というまさかの発言も!
夏井先生の評価のポイントは、「振込み画面」の是非とのことで、具体的な読みが広がるため、1ランク昇格となりました。
季語は「冬隣る」。冬が隣にあるということで晩秋の時候の季語だそうです。
夏井先生は、振込み画面でATMだとわかり、指先の皮膚感に焦点が絞られていく。
タッチパネルのとしても同じ光景は描けるが、「振込み画面」と書くと誰にお金を振り込もうとしているのか、進学している子供の生活費?買ったもののお金?振込詐欺か?など、といろいろ想像できる、と高評価でした。
皆藤さん、昇格おめでとうございます!
皆藤愛子さんの最近の俳句一覧
皆藤さんの2019年4月からの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
皆藤さんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
岩永徹也さんの俳句を鑑賞!
三度目の ATMや 菊花賞
さんどめの えーてぃーえむや きっかしょう
添削後:
菊花賞 今日三度目の ATM
結果は、1ランク降格!でした。
お題のATMは季節感がないので、物語を作ろうと思ったと岩永さん。競馬場で何度もチャレンジしてATMに行ってお金をおろして臨んだ時のことを書いたとのことです。
夏井先生の評価のポイントは「三度目」の是非でした。先生は、足りない言葉があるとして「今日」という言葉を入れました。
語順も、菊花賞を最初に出して競馬場だとすぐわかるようにするほうがよいとアドバイス。
査定では、「今日」という情報がないことは2級では見逃せないとして、降格となってしまいました。
岩永さん、残念でしたがまた頑張ってください!
岩永徹也さんの最近の俳句一覧
2019年からの岩永さんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
岩永さんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
立川志らくさんの俳句を鑑賞!
特待生1級 立川志らくさん
色変えぬ松や 渋沢栄一像
いろかえぬまつや しぶさわえいいちぞう
添削なし
結果は、1ランク昇格!
ATMの写真から発想を飛ばし2021年からお札となる渋沢栄一の像を詠んだ句とのこと。
季語と人物だけで詠めるかという挑戦で、「や」を使うことで詠めるのではないか、とチャレンジした志らくさんです。
「季語と渋沢栄一像しかない、すっごそう」と村上さん。
夏井先生は「色変えぬ松」の是非が評価のポイントとしました。そして、映像と業績を一度に表現できている、すごく難しい季語に挑戦したチャレンジ精神を誉めたいと絶賛。
そして、季語とものしかない、究極の取り合わせだが、渋沢栄一像がどこにあるのか知らない人も銅像と同じように堂々とした松があるに違いないとわかる。
また、季語ととり合わせた意味を読み手は考える。資本主義に対しどれだけの業績を残したか。今も脈々と、と伝わる。思い切ってきたなとおもったが、それで名人に上がるのも「かっこええ」と夏井先生。
志らくさんは見事、「名人初段」に昇格です。おめでとうございます。
立川志らくさんの最近の俳句一覧
2019年4月からの志らくさんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
志らくさんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
今週のまとめ
今回の昇格スペシャルの結果をまとめてみます。
特待生5級 馬場典子さん
→現状維持 5級
特待生5級 光浦靖子さん
→1ランク降格 特待生はく奪
特待生5級 パックンさん
→1ランク昇格 4級
特待生5級 皆藤愛子さん
→1ランク昇格 4級
特待生2級 岩永徹也さん
→1ランク降格 3級
特待生1級 立川志らくさん
→1ランク昇格 名人初段
という結果でした。
期待の特待生光浦さんが、まさかの降格で特待生から平場に戻ってしまいました。とっても残念です。
一方で志らくさんはついに名人初段に。出演回数がダントツに多いのでかなり有利な条件でですが7人目の名人に昇格です。
毎週通常回では2人の名人・特待生の出演です。毎週3人くらいずつ出演していただければなぁ、と思います。
今週も、最後までご覧くださりありがとうございました。
応援にもぜひ、参加してくださいねー。
ではでは。また。
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