11月21日の「プレバト」の「俳句の才能査定ランキング」は、“才能ナシ”最下位をとったことがあるゲストさん達がリベンジをかけて登場です。
このページは、プレバトファンが11月21日の俳句を鑑賞して、芸能人さんの好きな俳句に「いいね!」できるページです。
頑張って俳句を作っている芸能人さんたちに、応援している気持ちを伝えましょう!
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今週のゲスト
今週のゲストのご紹介です。
肩書き お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
コロッケさんは過去3回出場。今回はお題から「パッとひらめいたの」があったそう。手ごたえを感じての登場です。
女優 紺野美沙子さん
慶応義塾大学文学部卒業の紺野さん。猛勉強しての登場で「今回は発想が下りてきた」と、俳句の出来栄えに満足している様子です。
女優 美保純さん
前回は才能ナシ最下位。季語以外すべてを直された実績をもつ美保純さん。今回はどうでしょうか。
A.B.C-Z 橋本良亮さん
かつて10点を取ったことがある橋本さん。季語を猛勉強してきて今回は自信たっぷり、気合十分です。
芸人 千原せいじさん
とかくジュニアさんと比べられがちな、せいじさん。今日はどんな句を見せてくれるでしょうか。
今週の名人・特待生
次は今週の名人・特待生のご紹介です。
段・級 お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
名人10段 梅沢富美男さん
梅沢さんは大スターらしく「満員電車に乗った経験があまりない」とのことで、今回のお題では珍しく弱気になっています。
名人初段 立川志らくさん
志らくさんは名人昇格後の初めての査定。やっと同じ土俵に立てた梅沢さんに、闘志を燃やしています。
今週のお題
今週は、多くの人でごった返すターミナル駅のホームが映された「満員電車」という兼題写真。
朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅の混雑、電車が向かう先まで発想をとばすかなど、写真からどんな発想を膨らませて詠むかがポイントになる夏井先生からのお題です。
今週のゲストさんたちの俳句を「いいね!」
ではさっそく、今週のゲストさんの俳句を鑑賞していきましょう。
美保純さんの俳句を鑑賞!
第2位 美保純さん
月曜の 副都心線 秋思
げつようの ふくとしんせん しゅうし
添削なし
休み明けの月曜日、満員なほど無口な副都心線に乗って、秋の物思いを感じたという俳句。
梅沢さんも絶賛。
副都心線と具体的に描いたところが良い。人混みが伝わると夏井先生。
二音の字足らずが内容を個性的にしている。調べが断ち切られた空間に、拒絶感、孤独感を読み手が感じる。
よく思い切ってやった!と字足らずの逸品として鑑賞しましょう。
字足らずの効果が効いている名句でした。
千原せいじさんの俳句を鑑賞!
第3位 千原せいじさん
網棚の小さきマフラー「Y」の文字>
あみだなの ちさきまふらー わいのもじ
添削なし
3位でしたが才能アリ! 添削なしとなりました。
夏井先生は、網棚の忘れ物を詠む句がないわけではないが、とても丁寧に言葉を選んでいる一句だと評価。
映像の誘導・焦点の絞り方がとてもよくできている。声を大にして褒めたいと称賛しました。
紺野美沙子さんの俳句を鑑賞!
第4位 紺野美沙子さん
朝帰り ラッシュ横目の 冬帽子
あさがえり らっしゅよこめの ふゆぼうし
添削後:
ラッシュ横目に朝帰りなる冬帽子
ちょっと後ろめたい朝帰りの時に、ラッシュと重なって帽子を深くかぶりなおして帰るという句。
語順を変えるととても良くなる句だと夏井先生。
「朝帰り」という事情を先に言わず、後からを出したら1位を争う句になっていたそうです。
コロッケさんの俳句を鑑賞!
第5位 コロッケさん
都会きて取り残される冬もみじ
とかいきて とりのこされる ふゆもみじ
添削後:
十九歳の上京 都会の冬もみじ
田舎から東京に出てきたとき、人の多さに圧倒されて、怖くなって気づいたら横断歩道に立っていたことがあるというコロッケさんの句。
夏井先生が、読み手がわかりにくいところを、コロッケさんの解説が伝わるように添削され、学んだ微かな足跡が見えると慰めました。
A.B.C-Z 橋本良亮さんの俳句を鑑賞!
第1位 橋本良亮さん
口ずさむアトムの出だし冬銀河
くちずさむ あとむのでだし ふゆぎんが
添削なし
JR高田馬場駅の発車メロディはアトムのメロディ。
疲れていて眠ってしまい山手線を3周したことがあり、アトムのメロディで起きたという実体験を詠んだ橋本さん。
夏井先生はこの句をとにかく絶賛!
「口ずさむ」から始めたところが良い。
また「出だし」という言葉でアトムのメロディのあの部分が誰にでも聞こえてくる。
季語の「冬銀河」はアトムのイメージと響きあう。
「よ~く頑張ったよ、今日は褒める褒める」と先生大絶賛でした。
今週の名人・特待生さんの俳句に「いいね!」
次は、今週の名人・特待生の俳句を鑑賞しましょう。
立川志らくさんの俳句を鑑賞!
名人初段 立川志らくさん
戦前のおしくらまんじゅう空広し
せんぜんの おしくらまんじゅう そらひろし
添削後:
おしくらまんじゅう 戦前の空 広かった
満員電車からおしくらまんじゅうに発想を飛ばし、祖父の言葉、昔の「東京の空は広かった」という句を詠んだという志らくさん。
夏井先生の評価は「現状維持」ながら、時間を超えて句を作ろうとするところは名人だと評価。
語順がもったいないと梅沢さんと同じ指摘をし、「おしくらまんじゅう」という季語を上五に出し、あとは口語にするか文語にするかを選ぶという添削をされました。
最近の立川志らくさんの俳句一覧
2019年4月以降の立川志らくさんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
志らくさんファンの方は、ぜひこちらもご覧ください。
梅沢富美男さんの俳句を鑑賞!
名人10段 梅沢富美男さん
乗り換えの マフラーの波 寡黙なり
のりかえの まふらーのなみ かもくなり
添削なし
福島から花の上野駅に着いたとき、寒い時期でマフラーをした人たちで混みあっていたが、みんな黙っていて寡黙だったという実体験を詠んだ句。
夏井先生の査定は、「一つ前進」で梅沢さんは☆3つに。
この句には3つの工夫があると夏井先生。
「駅の」でも光景は言えるが「乗り換え」という言葉を使って、ここまで来て次乗り換えということが言える。
「マフラーの波」でマフラーを巻いている人たちがいろいろな動きをしていることが想像できる。
「寡黙なり」と断定をすることで、逆に乗り換えの駅全体には音が満ちていることが表現できている。
この評価で梅沢さんが「自信を持った」そうです。
梅沢さん、良かったです!
最近の梅沢富美男さんの俳句一覧
2019年4月以降の、梅沢さんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね!できるようにしました。
梅沢さんファンの方は、ぜひこちらもご覧ください。
今週のまとめ
今週は、かつて才能ナシをとった皆さんが素晴らしいレベルアップで、リベンジを果たしていました。
特にA.B.C-Zの橋本さん。かつて10点だったことがあるとは思えない先生大絶賛のアトムの句は、印象的な句で記憶に残りそうです。
今日も応援に参加してくださったみなさん、最後まで読んでいただいた皆さんも
ありがとうございました。
どうぞまた、一緒に鑑賞しましょう。
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