独学で簿記試験に向けて勉強を始めようという方は、どのテキストを使ったらいいか迷いますね。
わかり易くて、できるだけ短い期間で効率よく勉強できればこしたことはありません。
簿記の完全初心者が、3級と2級を独学で一発合格した経験から、おすすめのテキストと問題集、さらにその使い方を紹介します。
ここまでの記事をまた読んでいない方は【簿記3級】独学一発合格のための勉強とやること全部まとめましたから。
Contents
簿記3級の独学用テキストは
結論から言うと、3級のテキストは、私が使ったのは少し難しかったです。
わかり易いと思って使っていましたが、あとで息子の使ったテキストを見せてもらったら、そちらのがわかりかったのでショックでした。

さらにこのテキストはもう、2020年度には使えません。
なぜなら、年度の切り替わりで出題範囲が変わっているから!、です。
どのテキストを使う場合にも、必ず最新版を買ってください。
では、ここからはおすすめテキストの紹介です。
ずばり、言います!3級のテキストは2択!
売れ筋ナンバー1、わかり易さで選ぶなら
滝澤ななみ先生の「スッキリわかる」シリーズ
動画をみて解き方や電卓・メモ用紙の使い方まで覚えたいなら
よせだあつこ先生の「パブロフ簿記」シリーズ
おすすめテキストその1 滝澤ななみ先生監修の「スッキリわかる」シリーズ
テキストのわかり易さでは、個人的には滝澤ななみ先生関連のテキストがおすすめです。
滝澤ななみ先生監修または執筆の簿記3級のテキストでは
「スッキリわかる」シリーズと
「簿記の教科書」シリーズがあります。
どちらもTAC出版から出ています。「簿記の教科書」シリーズはボリュームがあるので丁寧にじっくり勉強したい人向け。
スッキリわかる 日商簿記3級 第11版 [テキスト&問題集] は売上No.1をうたっていますから、簿記3級の受験生の多くはこれをつかっているということになります。
2020年度版は第11版です!
スッキリわかるシリーズ
おすすめテキストその2 よせだあつこ先生の「パブロフ簿記」シリーズ
もう一つのおすすめは、よせだあつこ先生の「パブロフ簿記」のシリーズです。
もしあなたが教科書だけでなくて動画もどんどん使って勉強したいなぁと考えるなら、
パブロフ簿記は、よせだ先生がYouTubeでテキストの練習問題を動画解説してくれているので、とっても便利です。
実は私は、よせだ先生の動画に助けられました。
3級では5問の問題が出されますが、その中の3問目あたりによく登場する「精算表」というジャンルの問題があります。
この精算表の問題、解き方がわからないと計算量が多くて大変苦戦するのですが、いったん解き方を覚えてしまえば満点が狙える、点稼ぎ問題になります。
超苦手だった精算表問題が、よせだ先生の動画を見たらなんと!そのジャンルでは満点を取れるようになったんですね!
だから私はパブロフ動画、よせだ先生のファンです。
3級の精算表だけでなくて、2級の工業簿記の学習でつまづいてくじけそうだったときも、よせだ先生の動画をネットでみつけて問題が解けるようになりました。
独学で難しいのは、どうやって解くか、解いていく過程がわからないところなんですね。
でも動画だと、何をポイントとして押さえて、どこでどういう計算をして、どこの欄に書くか、とてもよくわかります。
つまづいたらパブロフ動画ですよ!
動画のリンクを貼っておくので、よせだ先生の動画を見てからテキストを決めるのでもいいかもしれません。
おすすめ過去+予想問題集
過去+予想問題集は、「スッキリとける」シリーズを使いました。
ちなみに1か月で受かった息子は、テキストも問題集も「スッキリ」シリーズでした。
見せてもらいましたが、とてもわかり易いテキストでした。試験前のおさらいがしやすい構成です。
パブロフシリーズのテキストを選ぶなら、問題集もパブロフにしてもいいですね。
パブロフシリーズ総仕上げ問題集
おすすめテキストのまとめ
テキストについて、まとめるとこのようになります。
問題集は使うテキストに合わせるといいですね。
