簿記試験に向けて勉強を始めようという方が、一番先にそろえるもの。それは電卓です。
簿記試験を受けるなら、電卓が必要ですが、試験会場ではいつものスマホの電卓アプリは使えません。
どんな電卓を買ったらいいのか、わかりませんよね。
実は、簿記試験で使用できる電卓には規定があって、プログラム機能がついているものなどは持ち込めないので選ぶときには注意が必要です。
そこで、この記事ではどんな電卓を選んだらいいのか、簿記の専門家のご意見と、実際に試験会場でわかったことを踏まえて、おすすめ電卓についてまとめました。
簿記用の電卓を選ぶには
簿記の勉強を始める時、どんな電卓を買ったらいいのかわからなくて悩むと思います。
簿記で使うための電卓にはいろいろな機種があります。
私の場合、これから先、勉強を続けて2級を受けるかどうかもまだ決めていなかったので、簿記検定ナビのおすすめ電卓を参考に、即日手に入れるためにホームセンターにあった、こちらのCanon HS-2200Aを買いました。
(お手頃価格だったこと、簿記検定ナビのおすすめの機種に近かったので選びました)
良いところ:
「万」「千」ボタンは入力が楽
液晶が大きくて見やすい
悪いところ:
タッチが硬く、強く打つ癖がつく
操作音がうるさい
簿記の2級も1級もめざす!、仕事でも使う!という方は、少しお高めですが、CASIOやSHARPの電卓を使う方が多いようです。
CASIOの電卓はデザインがいかにも事務用のため、購入時には選ばなかったのですが、会社の経理の方が使っているのを触らせてもらったところ、キーのタッチが優しくとても使いやすそうでした。
簿記検定ナビのおすすめ電卓
私が電卓を選ぶときに参考にした、「簿記検定ナビ」のおすすめ電卓1位から3位の、田口泰久先生がおすすめしている電卓を紹介します。
この3つの機種はすべて、簿記検定試験の規定にあっているので安心して使えます。
その上、簿記を極める方にも十分な電卓です。
「簿記検定ナビ」おすすめ電卓1位は?
液晶の数字が見やすい
早打ち機能がある
アンサーチェック機能がある
サイレントキー(打鍵音が小さい)
お財布に優しい
「簿記検定ナビ」おすすめ電卓2位は?
操作性・打鍵感が良い
キー入力が静か
3年保証付
上位資格めざすならこれ
「簿記検定ナビ」おすすめ電卓3位は?
打鍵感がとても良い◎
キー入力とても静か◎
デザインがソフト
試験会場で使われている電卓
受験会場で、他の受験生の皆さんはどんな電卓を使っているのかな?と気になって確かめました。
試験前に会場でチェックしたところ、簿記ナビでおすすめされていた電卓にかぎらず、いろいろな電卓が使われていました。
事務用より小さな電卓を使っている人もいました。
要は、禁止されている電卓ではなくて、本人が使いやすければいいのかなと思います。
ただ簿記の勉強を始めると、手の大きさにあった大きめの電卓の便利さがよくわかります。
たくさん計算するので、手にあっていてブラインドタッチができ、早打ちにも対応しているキーであることが重要になります。
また、人によっては電卓の音が気になって試験に集中できない人もいるそうです。
そのため、私のCANONの電卓は打鍵音が大きく試験中に操作音がうるさいのでは?と心配でした。
しかし試験が始まると、みんな必死でカチカチ、カリカリやってるので、自分の電卓の音は全然気になりませんでした。
集中力があれば、電卓の音は気にしなくて大丈夫です。
電卓を買ったら必ずやるべきこと
さて、電卓を買ったら、必ずやるべきことがあります。
電卓の+ - × ÷ = 以外のキーを使う方法、知っていますか?
四則演算以外のキーを使う方法を、私はわかっていませんでした。
簿記では覚えておくと便利なキーがいくつかあります。
% GT =の技など、数分だけ時間を割いてざっとマニュアルを読んで、電卓を真似してたたいてみるだけで、
これからの簿記の問題を解くときに、非常に役立ちます。
電卓のマニュアルを読む
電卓のマニュアルを読みましょう。
簿記に便利ないろいろな技が学べます。
知っているのと知らないのでは、計算速度が全く違います。
試験時間の2時間中、かなりの時間を計算で費やすので、電卓の便利なキーを使いこなせることが大きなメリットになります。
少しの時間を割いて読んで練習しておくだけの価値が十分あります。
簿記試験におすすめな電卓のまとめ
簿記試験では、
・手に合った大きさ
・早打ちにも対応しているキー
・打鍵音が気になる人は静かなもの
がおすすめでした。
最後に、おすすめ電卓の3つをまとめて紹介します。
どうぞ頑張ってくださいね!
⇒ 元の記事『【簿記3級】独学一発合格のための勉強とやること全部まとめました』に戻る