資格・ノウハウ

【簿記2級】独学1回で合格した勉強法/テキスト/苦手克服動画活用

簿記2級で使ったテキストと問題集

第151回(2019年2月)の日商簿記2級検定試験では、非常に複雑な連結精算表が出題され、試験直後からネットが荒れに荒れました。

なんとは合格率12.7パーセント!2018年度は3回の試験とも合格率は10パーセント台と難問化が続いていました。

その151回試験を受験し、独学で1回目でなんとか合格!

初の2級チャレンジだったので、連結精算表の難問にかなり面食らったのですが、逆に初めての受験だからこそ、そういうものなのかと腹をくくり2時間最後まで粘った結果、70点に届き合格しました。

私が過去問での練習で突然合格点に届き始めたのは本番10日前!

急に合格の手応えを得られるようになった勉強法を紹介します。

2級の勉強は、独学で、12月1日から開始し、2月24日の試験日まで、約12週間(3か月弱)。

2019年6月に行われた第152回の合格率は26パーセント前後だったようですから、簿記2級受験は狙い目になるかもしれません。

これから簿記2級にチャレンジする方のために、試験1回で受かった勉強法、テキスト、苦手工業簿記の動画克服方法をご紹介します。

その前の第150回試験でど素人から初めて3級を受けた時の記録は、以下の記事からどうぞ。勉強のコツは2級でも役立つと思います。

それでは、2級の受験について紹介していきます。

簿記2級の勉強時間

勉強時間300時間必要というのは事実

フルタイムで毎日仕事をしているので、平日の夜と休みの日を使って勉強しました。

12月1日に簿記2級の勉強を開始。試験日は2019年2月24日だったので、平日45日、休日32日の勉強期間でした。
年末年始休みがあったので、その間、ずっと簿記の試験勉強漬けで過ごしました。

平日
2~3時間×53日=132.5時間 
土日祝
5~6時間×32日=176 時間 
合計      308.5時間
お休みした日もあるので、だいたい300時間

計算してみると、ちょうど約300時間くらい勉強したことになります。

簿記2級の独学向きなテキスト

「簿記の教科書」を選択し満足

3級受験では少しわかりにくいテキストを使ってしまったので、2級のテキストは本屋さんでじっくり現物を見て選びました。

結果、選んだのは板書(黒板に先生が書いてくれる説明や図)のような図がたくさん載っている「簿記の教科書」シリーズです。

「簿記の教科書」は、テキスト人気No.1の「スッキリわかる」シリーズを監修している滝澤ななみ先生が執筆した教科書。

分かり易さにこだわったという目に優しい色合いのフルカラーテキストです。

簿記2級のテキストに選んだのは「簿記の教科書」シリーズ簿記2級のテキストに選んだのは「簿記の教科書」シリーズ

私はこのテキストを選んで正解だったと思っています。

このテキストで学んで良かったなぁと思うところは以下の3点です。

「簿記の教科書」のおすすめポイント

・巻頭の「ザックリ講義」という特別企画で、1冊の概要が見通せる
 →特に初めて学ぶ工業簿記はこのおかげで安心してスタートできました。

・各CHAPTERが、全体中の位置づけがわかるようになっている! 
 →今、全体の中のどの部分を学習しているかわかるので理解が進みました。

たくさんのフルカラーの図がとてもわかり易い!
 →少し複雑な内容でも、フルカラーの図のおかげでイメージしやすいです。

2019年度も試験範囲が変わっているので、必ず最新版を選んでくださいね。

簿記2級の過去問題集

3級で慣れていた「スッキリ」シリーズを選択

普通はテキストと同じシリーズの問題集を選ぶのでしょうが、私は3級の勉強のときに慣れている使いやすい「スッキリ」とけるシリーズの問題集を使いました。

スッキリとける日商簿記2級過去問題集スッキリとける日商簿記2級過去問題集

ネットで回答用紙をダウンロードすれば、何度も練習できるので、とても便利!私は3回ずつやりました。

回答の解説もわかりやすいです。
過去問6回分。予想問題3回分の計9回の試験問題が載っています。

教科書と同じシリーズを活用したい方はこちら。

商業簿記、工業簿記どちらから勉強?

先に工業簿記から勉強して成功

2級では工業簿記の分野もあるのでテキストが2冊!

分量も3級より格段に増えて、どこから手をつけようか迷いますよね。

3級で馴染みのある商業簿記から学習するというのが鉄則というようですが、私はむしろ未知の分野を早く潰したくて、工業簿記からやりました。

それが正解だったなと思っています。その理由はこちら!

・知らない分野を先にやっておくことで、焦らないで勉強できる!

・工業簿記はパターンを覚えると、全5問中の2問を得点源にできる!

全体としては次のようなスケジュールで進めました。

おおまかなスケジュール

2018/12/1~12/31
工業簿記のテキスト勉強+テキストの基本問題

2019/1/1~ 1/17
商業簿記のテキスト勉強+テキストの基本問題

2019/1/18~ 2/23
問題集を3回繰り返しひたすらアウトプット

年内に工業簿記をひととおり勉強し、1月に入ってから落ち着いて商業簿記を3週間以内で勉強できたので、試験1か月前には問題集に取り掛かれました。

隙間時間の有効活用

テキスト付録SHIWAKE-184を持ち歩いて仕訳補強

簿記といえば仕訳!ですが、3級の時の仕訳の練習はスマホアプリを活用していました。

2級はしっくりくるアプリが見つからなかったので、テキストの付録のSHIWAKE-184をフル活用しました。
商業簿記2級のテキストに載っている重要な仕訳184種類の問題が載っています

隙間時間で繰り返してこれをやって、間違えた問題にバツ印をつけておくと3回くらい繰り返すうちに苦手問題が見える化されます。
試験前にそれをチェックして、効率よく勉強できました。

簿記の教科書付録簿記の教科書付録SHIWAKE-184
SHIWAKE-184の中身はこんなSHIWAKE-184は、重要な仕訳が184種類

アウトプットは3回繰り返して弱点補強

問題集を解くときは必ず2時間計測して試験対策

試験の約1か月前からは、ひたすら手を動かして問題を解いていきます。

そのとき、本番同様ストップウォッチで2時間を計り、試験と同じA4用紙1枚を計算用紙に使って、実践練習としてやります。

最初は30点代と撃沈ですが、繰り返してやるうちに、下表のようにだんだん合格点が取れるようになっていきました。

以下の表は、2時間の模擬試験をやった日付と取れた点数の履歴です。回を重ねるごとに、だんだん合格点が取れるようになっていくのがわかります。

70点を超えたところは網掛けにしてあります。

2月の初旬までは1度も合格点がとれず、正直諦めようかと思いました。が、次の章の動画に出会って工業簿記の解き方がわかり、とたんに合格点に手が届き始めました。

問題 1回目 2回目 3回目
過去143回 1/18 36点 2/3 69点 2/22 80点
過去144回 1/18 42点 2/4 62点 2/22 56点
過去145回 1/19 46点 2/4 58点 2/23 70点
過去146回 1/19 48点 2/15 86点  
過去147回 1/20 63点 2/14 72点 2/19 91点
過去148回 1/21 38点 2/15 76点  
予想1回  1/26 42点 2/16 80点  
予想2回  1/27 56点 2/17 65点 2/20 88点
予想3回  1/31 34点 2/18 58点 2/21 96点

苦手克服はネット動画で解決

工業簿記の差異分析問題はパブロフ動画で解き方習得

2月に入って、商業簿記はそこそこできるようになっていたものの、工業簿記の「差異分析」というジャンルの問題の解き方がよくわからず、独学の辛さを感じていました。

そんな時、ネットで見つけました。3級でも精算表の解き方でお世話になった、パブロフ簿記のよせだあつこ先生の動画です!

先生が、解説しながら実際に書いていってくれるので、真似すれば解けるようになります。

たくさんありますが、例えばこんな感じの動画です。↓

これを観たら、目から鱗! 
解き方、図の書き方、計算の仕方が、すべてよせだあつこ先生のおかげで分かるようになりました!

本当はパブロフ簿記の教科書を使っていれば、問題もみながら解説を聴けるのでしょう。でもパターンがあるので、問題なしでも役立ってしまう!解き方を覚えるにはもってこいの動画です。

この動画に出会ってからは工業簿記は完全に得点源として安心して取り組めるようになり、上の表の2月14日を境に突然合格ラインに届くようになったんです。

簿記学校に通っている人や、最近テキストついているDVDを使って勉強している人も、このように動画で解き方を学んで理解していってるのでしょうね。

試験直前は「簿記ナビ模試」で総仕上げ!

簿記検定ナビのサイトの「試験予想問題」もチェック

簿記の勉強をど素人として始めた3級の時から、ずっと参考にしている「簿記検定ナビ」のサイト。

独学で簿記を学ぶ人には、本当にありがたいサイトです。すべての情報が詰まっています。

3級のときは、ここで無料提供される仕訳問題で集中練習。電卓購入もこのサイトを参考にしました。

中でもおすすめは、試験2か月前くらいから無料配布される「簿記ナビ模試」!

試験本番2,3日前にやりました。

試験予想問題による「簿記ナビ模試」は各回、だいたい試験の2か月前くらいから簿記ナビのサイトで無料配布されます。

153回の予想の問題用紙・答案用紙・回答の配布は、2019年10月12日から公開されました。

こちらはぜひやっておくことをお勧めします。
3級のときも2級の時も本番対策にとても役立ちました。

簿記検定ナビより引用:


第153回日商簿記検定の予想問題「簿記ナビ模試」につきましては、2019年8月下旬頃から無料配布を開始する予定でございます。もうしばらくお待ちください。

第153回日商簿記検定の予想問題「簿記ナビ模試」につきましては、2019年9月上旬頃から無料配布を開始する予定でございます。もうしばらくお待ちください。

第153回日商簿記検定の予想問題「簿記ナビ模試」につきましては、2019年10月5日(土)から無料配布を開始いたします。もうしばらくお待ちください。

第153回日商簿記検定の予想問題「簿記ナビ模試」につきましては、2019年10月12日(土)から無料配布を開始いたします。もうしばらくお待ちください。

第153回日商簿記検定の予想問題「簿記ナビ模試」を無料配布中です!

それからおなじく簿記検定ナビの以下の試験問題予想もチェックしておきましょう!

今はまだ下のように152回の予想が掲載されていますが、試験前になると153回の予想が掲載されます。要チェックです。

第153回の試験問題予想が公開されていました。

簿記検定ナビ「試験問題予想」

第153回日商簿記検定2級 試験問題予想

試験本番、最後まで2時間粘る

あきらめずに小さく得点を積み上げて合格

試験本番では途中退室される方も多いですが、手の出ない問題があっても最後まであきらめないで粘ることをお薦めします。

第151回は、過去問題集でも予想問題でも、教科書でも見たことのないような難しい問題がでて、本当にめんくらいました。

でも、確実に点が取れる問題が5問中3問あって、あと1問はそこそこできれば、あとはこつこつ小問の1つでも2つでも積み上げていくことで、なんとか70点に届くチャンスがあります。

どうか、努力してきたご自分を信じて最後まで電卓をたたき、解答を書き込んでください。

簿記2級独学での勉強法のまとめ

試験直後は、まったく合格の手ごたえはなく、正直、受験直後は落ちたと思って2週間くらいふさぎ込み、発表日さえ忘れていました。

ところが届いたのは合格証書!びっくりしました。

自分で「受験する」と決めて猛勉強した3か月。頑張って続けたことは、無駄にはならないんだなぁと知った簿記2級受験でした。

合格率が15パーセントどまりの回が続くと、なかなか受験する意欲をもつことは難しいかもしれません。

ですが、どうぞ希望を捨てずに積み上げてください。

皆様のご健闘を心からお祈りします。

応援しています!

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ABOUT ME
葉っぱのしおり
はじめまして。葉っぱと申します。 SE/出産退職/専業主婦/非正規職員/IT企業勤務とたどってきたアラフィフ会社員です。 休日と寝る前には愛犬(わんこ)を撫でながら本を読み、そのまま寝落ちするのが最高の幸せでしたが、一念発起! 2019年5月からブログを開始しました。 今までの人生では読む・観る・聴くばかりでアウトプットを意識してこなかったので、 これからは自分の経験したことを表現して(ブログに書いて)いこうと思っています。 ブログでは、本と自然と生き方、旅行情報、愛犬、葉っぱ愛などを書いてます! その中に、誰かの役に立つことが一つでもあれば幸せです。 夫のうつ病と子育てを通して、人生感が変わりました。 すべての人に『ありがとう』と『微笑み』を届ける活動中! twitter @HappaShiori 企画参加中です→ よろしくお願いします。#仲間と作る本

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