本紹介

子育て・恋愛で失敗しないために「聖なる予言」第7第8第9の知恵

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子どもが、自分の力を十分に発揮できないのはなぜでしょう。

恋愛関係なのに相手と言い合いになってしまうのはなぜでしょう。

そんな疑問に小説の形で答えてくれるのが世界的ベストセラー「聖なる予言」。

「聖なる予言」では冒険小説の中で一つずつ発見されていく「9つの知恵」が書かれていますが、そのうちの第8の知恵では「人との新しい関わり方」について書かれています。

子供を矯正しようとして子供のエネルギーを奪い取ると、子どもは自分らしく過ごせません。子供のエネルギーを奪わないようにするにはどうしたらいいか、逆に子どもにエネルギーを注ぎ込みには、という方法がわかります。

また恋愛関係の2人が言い争いになってしまうのは、相手からエネルギーを得ようとするため。どうしたらそのようにならずにすむかがわかります。

この記事では「聖なる予言」の第7の知恵から第9の知恵について紹介し、日常生活に活かす方法を実体験から書いています。

特におすすめしたい、子供との1:1デートのすすめについても書いています。

「聖なる予言」の第1の知恵から第6の知恵については、以下の記事をご覧ください。

「聖なる予言」とはどんな本?

前の記事を読まれた方は、こちらから第7の知恵にジャンプしてください。

1993年にアメリカ人ジェームズ・レッド・フィールドによって書かれた小説「聖なる予言」(原題「The Celestine Prophecy」)は著者の自費出版から始まった本です。

口コミでどんどん評判が高まり、ワーナーブックスに版権が買い取られて世界的なベストセラーになりました。

続編・関連本も何冊もあり、
第9の知恵までが書かれた本書の他、

「第十の予言」
「第十一の予言」
「第十二の予言」
「聖なるビジョン」
「聖なる予言 実践ガイド」
「人生を変える九つの知恵―『聖なる予言』の教え」

が続いて出版されています。

「9つの知恵」とは?

主人公は、南米ペルーでの写本をめぐる冒険を通して、9つの知恵(インサイト、気づき)を発見し、悟っていきます。

原文では「Insight」という言葉が使われている「知恵」。

この9つの知恵は、私たちの日常生活の中に応用し活かしていけるもので、日々の生活や人生を輝かせるのに役立ちます。

「聖なる予言」の中で1章に1つずつ発見される「9つの知恵」。

本の中で語られるそれぞれの知恵を、かみ砕いてわかりやすく、日常生活での実例と、私が10年ほどこれらの9つの知恵を日々の生活の中でどう活かしているか、1つずつ紹介していきます。

長くなったので三つの記事に分けました。
この記事では、
第7の知恵
第8の知恵
第9の知恵
について紹介します。

(ネタバレがありますので、これから本を読む方はご注意ください。)

第7の知恵「流れに乗る」

第7の知恵には「予感」や「直観」に気づくことで自分の人生が進化の流れにのるということが書かれています。

第7の知恵
夢や直観、白昼夢は私たちを導くもの

それに気づくためには観察者の立場に自分を置く必要がある

何か考えが浮かんだら、自分の人生にどう関係しているのかと思わなければならない

観察者の立場に身を置くとすべてをコントロールしなければならいという気持ちが無くなり、進化の流れに身をまかせることができる

「第7の知恵」を日々の生活に活かすには

具体的に夢、白昼夢、直観が人生を導くとはどんなことでしょうか。

「直観・白昼夢が導く」とは?

突然何かイメージが浮かんだらそのとおりのことが起こる暗示

ずっと悩んでいた問題の解決法が、朝、目が覚めた瞬間に突然ひらめいた

どちらの道を行こうかと迷ったとき、どちらか一方の道が明るく見えた

こういったことが日常にたびたび起こるようになってくると、あなたの人生が進むべき方向に進んでいるという証拠です。

「聖なる予言」には次のように書かれています。

エネルギーを充たし、自分の状況や問題に自分を集中させる。すると、直感という形で、どこへ行けばよいか、何をすればよいか導きを受け取ることができる。次に偶然の一致が次々と起きて、私たちをその方向へ動かしていく

実際に私の経験でも、本来の自分の行うべき道に外れたことをやっているときは、なかなかうまくいかない場合があったりしますが、やるべきことをやっているときは、とんとん拍子に物事が進みます。

うまくいかないときには「今はこのタイミングではない?」とか、「本来やるべきことではない?」と立ち止まって考えることが大切なようです。

また、浮かんでくる白昼夢、イメージは大切ですが、否定的な思いには注意が必要だといいます。

否定的な思いが浮かんだときはすぐに打ち消す。

それでもネガティブな直感がきたら、真剣に受け取らなくてはならない

という点にご注意ください。

直観・夢・思いを活かして、人生の進化の流れに乗るということを紹介しました。

続いては、「子育て」や「恋愛」など「人との新しい関わり方」についてです。

第8の知恵「人との新しい関わり方」

第8の知恵には一般的に人とかかわる時の新しい方法で、どうエネルギーを使えばよいかについて述べられています。

第8の知恵
【子供とのかかわり方】
子供には大人のエネルギーが必要

子供から奪わず大人のエネルギーを与えるには、1人の大人が1度に1人の子供に注意を向ける必要がある

そうしないと子どもはエネルギー争奪のコントロールドラマ(※第6の知恵参照)を学んでしまう

子供にエネルギーを与えるには、子供たちを話題にするときは会話の仲間に入れなければならない

どんなことでも子供が理解できるレベルで真実を話すことが必要

【恋愛での権力闘争のさけ方】
恋愛関係にある2人のエネルギー争奪(相互依存関係)は、子供の頃のエネルギー闘争が原因

異性の親を長所も短所もある普通の人間だとみられず、心理プロセスで自分の中の異性が統合できなかったため、異性のエネルギーを必要とするためにおこる

異性の友人の内面を知ることによって、自分自身の異性に対する過去の幻想を打ち破ることができると、本当にふさわしい恋愛関係を見つけることができる

「第8の知恵」を日々の生活に活かすには

具体的に「人との新しい関わり方」とはどんなことでしょうか。

「新しい関係」とは?

子連れの人と話すとき、親にではなく子供に直接話しかける

子供と1対1になれる時間を持つ

恋愛では相手からエネルギーを奪わず、自分でエネルギーを充実させてから付き合う

私も、「聖なる予言」に出会ってから、子供がいる場で話をするときは目線を合わせて直接子供に話しかけるようにするようになりました。

電車で赤ちゃんを抱っこしたお母さんと隣り合わせた時。

初めてあった子連れのご家族と話すとき。

親御さんに「何歳ですか?」と聴くのではなく、直接子供に「何歳?」と尋ねるようにするのです。

よく大人同士が話しているときに、小さい子が「ねぇねぇ」と親の注意を惹こうとしていることがありますが、直接子供にも話しかけるようにして子供を会話にいれればそういうことは起こりません。

また子供がエネルギー争奪をしなくなった、お薦めの方法をご紹介します。

子供との1:1デートのすすめ

子供ひとりひとりにエネルギーを十分与えるのは、特に複数の子供がいる場合とても難しいものです。

どうしても親の注目を集めようとして、子どもはコントロールドラマを学んでしまいます。

そこで私が試してとても良い効果があった方法をご紹介します。

1人ずつ時間を見つけてデートする方法です。
1時間でも良いのでお子さんと2人だけになれる時が見つかったら(下の子は学校や幼稚園で上の子だけがいるタイミング)、「内緒でママとデートしよう」と子どもを連れだします。

ポイントは、一番上のお子さんから突然内緒にしておいて始めること。(子供はすぐに話してしまうので)

下のお子さんたちまだ内緒です。

公園でもファミレスでも二人きりになって母親(父親でも)を独占できることが大切です。

短い時間でも子供が十分満足するようです。

次にその下の子(まだ下の子がいる場合は下の子たちには内緒で)。

と順番にチャンスをみつけて1:1のデート。

内緒にできない小さい子の場合は注意してください。

かならず大きい子からがポイントです。

逆にしてばれると上の子を傷つけかねません。

恋人ではなくエネルギーを取り入れる方法

「聖なる予言」ではエネルギーの取り入れ方をある神父の言葉として書いています。

サンチェス神父のエネルギーを取り入れる方法

・まず自分の周囲に焦点をあてる

・次にエネルギーに充たされている時、すべてのものがどう見えるか、思い出す(※第5の知恵参照

・その次に、それがすぐ近くにある感覚を味わおうと努力する(どんなに遠くにあっても、手でさわれ、それにつながっているという感覚)

・そしてそれを吸い込む

・1回吸うごとにエネルギーを取り入れて、風船のように自分がふくらんでいく様子を想像する

・すると、わたしたちはエネルギーに充たされ、ずっと軽く浮いているように感じるようになる

・エネルギーを吸い込んだら、自分が正しい感情を持っているかチェックする(自分が本当につながっているかを知るための尺度)

第9の知恵「新しい文化」

第9の知恵には、意識の進化の結果として、次の千年紀に人類の文明がどのように変化するかが書かれています。

第9の知恵
人類は自己反省する時期を経験し、自然を大切にし経済活動を制限、環境汚染の解決法を見つける

多くの人は成長し続けるために職業を移っていく

生産が自動化され、すべて人々の時間を自由にして、各自が他の事柄を追求できるようにする

労働時間は減るが収入を減らす必要はなく、私たちが与える知恵にお金が払われる社会になる

人々は常に与え、与えられるようになり、他の人々との交流と情報の交換がすべての人々の仕事となり、新しい経済の指針となる

私たちの使命は、エネルギーレベルをあげ続けること

そしてエネルギーレベルがあがるに従って、私たち体の原子の振動レベルがあがる

「第9の知恵」を日々の生活に活かすには

具体的に「新しい文化」とはどんなことでしょうか。

「新しい文化」とは?

1つの仕事を一生続けるのではなく、自分の進歩に応じて仕事を変える

ブログ、YouTube、コンサルなど情報を人に提供することで収入を得る人が増える

グループ全体がそれより低いレベルで振動している人々から見えなくなってしまう
というのはまだ実感がありません。

が、以前に「聖なる予言」を読んだときに理解できなかった、情報を与えることで収入が得られるという仕組みが今ネット社会で実現していることに驚きます。

また一生同じ仕事を続ける世の中ではなく、人生でいくつもの職業を選択していく働き方は、
以下の記事でも紹介していますが、すでに一般的になってきています。

このように、第9の知恵で紹介された「新しい知恵」は、「聖なる予言」が書かれた30年前から現在までにすでに実現された部分が多くあります。

振動レベルが上がった人々が見えなくなるということも、この先、起こりえるのかもしれません。

第7の知恵から第9の知恵のまとめ

ここまで第7から第9の知恵について紹介しました。
著者のジェームズ・レッドフィールドは、「聖なる予言」のあとがきで次のように書いています。

私たちのすべきことは、しばらくの間、疑いや不安を脇においておくことです。すると奇跡的に、この現実は私たち自身のものになります。

直観や夢に従って人生の進化の流れにのる、子供や恋人との新しい関わり方、これからの働き方、収入の得方など新しい文化について、紹介しました。

ぜひ、疑いや不安を脇において、現実をご自分のものにしてください。

第三部の記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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