最近社会人になって、人間関係で疲れている娘に、
どうして人付き合いで疲れるのか
エネルギーを失わない方法は?
エネルギーを取り入れる方法
を伝えたくて、世界的ベストセラーである「聖なる予言」の教える9つの知恵について、この記事をかきました。
また
この「聖なる予言」では、小さな子どもを育てているご家庭で、どんなことに気をつけたら、子どもがエネルギーに溢れた生活をおくれるのか、ということの参考になるポイントもあります。
ぜひ最後までご覧ください。
はじめに
みなさんは「精神世界」と聞くと何を思い浮かべますか?
最近の日本では、スピリチュアル・ブームもあり、癒し、パワースポット、超能力、霊能力、などでしょうか。
「聖なる予言」は「精神世界」の本でありながら、冒険小説の形で書かれたまったく新しいジャンルの本で、精神世界になじみがない人でも楽しんで読めます。
この本には、日常生活のあらゆる場を「癒し」のためのエネルギーの源、「パワースポット」にしてしまえる知恵が詰まっています。
あなたも、世界を見る目がかわる、9つの知恵を手に入れませんか?
私が一度だけ体験した「神秘体験」についても第5の知恵で書いています!
「聖なる予言」とはどんな本?
1993年にアメリカ人ジェームズ・レッド・フィールドによって書かれた小説「聖なる予言」(原題「The Celestine Prophecy」)は著者の自費出版から始まった本です。
口コミでどんどん評判が高まり、ワーナーブックスに版権が買い取られて世界的なベストセラーになりました。
続編・関連本も何冊もあり、
第9の知恵までが書かれた本書の他、
「第十の予言」
「第十一の予言」
「第十二の予言」
「聖なるビジョン」
「聖なる予言 実践ガイド」
「人生を変える九つの知恵―『聖なる予言』の教え」
が続いて出版されています。
「9つの知恵」とは?
主人公は、南米ペルーでの写本をめぐる冒険を通して、9つの知恵(インサイト、気づき)を発見し、悟っていきます。
原文では「Insight」という言葉が使われている「知恵」。
この9つの知恵は、私たちの日常生活の中に応用し活かしていけるもので、日々の生活や人生を輝かせるのに役立ちます。
「聖なる予言」の中で1章に1つずつ発見される「9つの知恵」。
本の中で語られるそれぞれの知恵を、かみ砕いてわかりやすく、日常生活での実例と、私が10年ほどこれらの9つの知恵を日々の生活の中でどう活かしているか、1つずつ紹介していきます。
長くなったので三つの記事に分けました。
この記事では、まず
第一の知恵
第二の知恵
第三の知恵
について紹介します。
(ネタバレがありますので、これから本を読む方はご注意ください。)
第1の知恵「変化のきざし」
第1の知恵
私たちに偶然の一致が頻繁に起こり、何か説明のできない力に人生が導かれている、運命づけられていると感じる。
それを体験した人々が一定数に達することでもたらされる、人間の文明における新しい霊的な目覚め。
その結果、私たちは生活をもっと生き生きと感じ始める。
「偶然の一致」とは最近では「シンクロニシティ」という言葉もよく使われ、すでに一般的な言葉になっていますね。
「聖なる予言」の中ではシンクロニシティという言葉は使われませんが、「意味のある偶然の一致」のことです。
「第1の知恵」を日々の生活に活かすには
偶然の一致とは具体的にどんなことでしょうか?
・古い友人のことを急に思い出したら、偶然その人から連絡がきたり、突然ばったり会ったりする
・入手方法がわからなかった必要な情報が、ちょうど必要な時にもたらされる
・昔の趣味や体験が、偶然新しい仕事につくための準備になっていた
など
このような「偶然の一致」に気づいたら、単なる偶然と流さずに、日々の生活に起こる偶然の一致にはすべて意味があると考える。
そうすることで、予感や直観の形で人生を導いてくれるきっかけがどんどん日常に起こるようになります。
一見、なんの意味がなさそうに見えることでも、あとから意味に気づくこともあります。
第2の知恵「今という時」
第2の知恵
過去500年間続いてきた、科学優先主義、経済的発展がすべて、という思い込み・世界観に気づかせ、私たちをそれから解放する。
地球上の生活、人類の目的などが新しい世界観へ移っていく時がきている。
「第2の知恵」を日々の生活に活かすには
物やお金優先の時代から、新しい時代が始まっています。
物質優先主義 → ものを持たないことを選択するミニマリストの登場
経済優先主義 → 労働時間、金銭より働き甲斐を重視する傾向
科学万能主義 → 霊的なことに目が向くスピリチュアル・ブームの到来
など
今、世の中ではお金や物だけを思い求めていた生活から、精神的な満足を求める時代に変わってきています。
この本が書かれた30年近く前にはこれほどはっきりしていなかったはずですが、今はまさに世界観の移りかわりの流れがはっきりと見え、世の中で大きなうねりを起こしています。
このように、中世→近世→「新しい世界観への移行の時」に私たちは生きている、ということを意識してみてください。
第3の知恵「エネルギー」
第3の知恵は「物質世界は大きなエネルギーシステム」だということについて書かれています。
第3の知恵
この世界は大きなエネルギーシステムで、人間の意志や期待が私たちからエネルギーを世界に放出させ、影響を与えている。
自然の美しさに気づくことによって、人間はエネルギーの場を観察することを学び、物理的宇宙の認識が急激にすすむ。
「第3の知恵」を日々の生活に活かすには
この世界がエネルギーのシステムだとはどういうことでしょうか。
聖なる予言の記述を実社会にあてはめてみました。
エネルギーがあふれた食物をよく食べようになる
→オーガニックの浸透
ある場所に行くと元気になったり運が良くなると感じる
→パワースポット
森林から高いエネルギーが得られる
→森林浴
など
私個人としては、次のようなこともエネルギーシステムである世界を示す、わかりやすい例だと思っています。
恋をしている人が輝いて見える
体調の悪い人の顔色がくすんで見える
植物に話しかけて育てると良く育つ
気による治療
ヒーリング など
科学的に、量子力学ですべてのものは波動であり、観察者の意識が実験結果に影響を与えると証明されています。
「聖なる予言」では「エネルギーの場」を見る、という言葉が使われますが、一般的には「オーラ」と呼ばれるもののことです。
動物にも植物にも、目に見えないけれどエネルギーがあります。
そのエネルギーの取り入れ方、流れの見方が第3の知恵です。
第3の知恵では特に、自然や植物からエネルギーを取り入れたり、逆にエネルギーを植物におくったりする方法が取り上げられています。
「聖なる予言」で書かれているエネルギーを自然から取り入れる方法を紹介します。
自然や植物からエネルギーを取り入れる方法
「聖なる予言」では、「ビシエンテ」という素晴らしく自然の美しい場所がでてきます。
ビシエンテは科学者たちが植物の「エネルギーの場」をみたり、エネルギーを与えることによる植物の生育を研究する場所です。
日常生活でも、植物や自然に対して
何かを美しいと感じる時、その物の存在感が増し、輪郭や色がくっきりと鮮やかになる
という体験をしたことがありませんか?
この時、私たちは自然や植物からエネルギーをもらっています。
体が軽やかになったり元気になったり感じるのはそのせいです。
きれいだなと感じる花や植物をじっと見つめると体験できると思います。
ぜひやってみてください。
私もこのエネルギーを取り入れる方法を日常生活で使っています。
植物や自然を美しいと感じてじっとみることで、「癒し」てもらい、「パワースポット」のように宇宙のエネルギーをそれから取り入れています。
第1の知恵から第3の知恵のまとめ
ここまでが第1から第3の知恵について紹介しました。
著者のジェームズ・レッドフィールドは、あとがきで次のように書いています。
私たちのすべきことは、しばらくの間、疑いや不安を脇においておくことです。すると奇跡的に、この現実は私たち自身のものになります。
偶然の一致が起こっている、いまが歴史上で新しい世界観への移行期である、物質世界はエネルギーシステムである、と感じてみると毎日の生活がちがってみえてきます。
次の記事はいよいよ、なぜ人間関係で疲れるのか、神秘体験、子供時代に作られたエネルギーの取り入れ方のくせについて、です。
第一部の記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。