9月5日の「プレバト！！」の「俳句の才能査定ランキング」、ご覧になりましたか？
プレバトファンの皆さんがもう一度俳句を鑑賞しながら、ファン目線でご自分の好きな俳句を応援できるページを作りました。
頑張って俳句を作っている芸能人さんたちに、応援している気持ちを伝えたい！
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Contents
今週のゲスト
今週のゲストのご紹介です。
肩書き お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
今年で芸能界引退 森昌子さん
今年で芸能界引退と決めている森さんは、初登場ながら自信がありますと強気発言。
バレエダンサー 宮尾俊太郎さん
『バレエ王子』は油絵の才能に続き、俳句でも多才さを見せてくれるでしょうか。
情景を表現して想像力を掻き立てる点は、バレエも俳句も同じというバレエ王子です。
モデル タレント ゆきぽよさん
ゆきぽよさんのストレートな表現は俳句でどう活かされるでしょうか。
高校を4年間出た実力を出します。
歌手 タレント 女優 相田翔子さん
過去、才能アリを2回獲得していて特待生候補の相田さん。今回は1位獲得できるでしょうか？
全精神をつかって一番伝えたいことを五七五にきっちりつめたという句を詠みます。
歌手 女優 石野真子さん
前回、才能ナシを取ってしまった石野さん、今度はリベンジなるでしょうか。
今週の名人・特待生
今週の名人・特待生のご紹介です。
今週はともに名人への昇格を狙う特待生2人が出演。
級 お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。
特待生1級 立川志らくさん
特待生昇格以来、昇格と降格を経てついに1級、名人目前の志らくさん。
秋からは朝の帯番組のMCを担当することに！超多忙ながらも、プレバトの収録日はすべて空けてくれているそうです。
今回、ついに念願の名人に昇格できるでしょうか。
特待生1級 千原ジュニアさん
お題が難しいといいながらも、得意の発想力が爆発するでしょうか。
近頃まじめさに注目があつまるジュニアさんの俳句に期待が高まります。
今週のお題
今週の夏井先生からのお題は「回転寿司の秋刀魚」
兼題写真はこのような写真です。
回転寿司の秋刀魚（この写真はたぶんイワシ！）夏井先生が「静かな怒りを覚えてしまう」というほど、近年まれに見るできの悪さだったという今回の俳句査定。
秋を感じさせる旬のネタの回転寿司の写真からどんな俳句が生まれたでしょうか。
ファンによる「いいね！」の投票のしかた
番組では「才能ナシ」「凡人」「才能アリ」と査定されますが、このページではファン目線！
ですから俳句の才能査定は関係なし！ 出演者の皆さんの俳句と、夏井先生の添削俳句も一緒に掲載しています。
オリジナル俳句への気持ちでも、夏井先生の添削後の俳句への気持ちでも！
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今週のゲストさんたちの俳句をファン査定
ではさっそく、今週のゲストさんの俳句を鑑賞して、応援査定していきましょう。
森昌子さんの俳句を鑑賞！
第４位 森昌子さん
秋の駒 寿司屋行く前 握り飯
あきのこま すしやいくまえ にぎりめし
添削後：
寿司屋行く前に おにぎり食はす秋
季語「秋の駒」は、食べ盛りの息子さんたちに例えたという森さん。それを聞いた夏井先生は、ギャグ漫画のようで面白い！と評価。
懐が痛い親が食べ盛りの子供に食べされているのかなという、楽しい句です。とても共感できます。
宮尾俊太郎さんの俳句を鑑賞！
第１位 宮尾俊太郎さん
回転寿司 根室さんまの ボレロかな
かいてんずし ねむろさんまの ぼれろかな
添削なし
素直に書けば良いと言う見本の句。上五は字余り、季語を含んだ地名が出てきて、最後に比喩と詠嘆 と夏井先生の解説がありました。
なんて大袈裟な句かといいつつ才能があると、夏井先生からのお褒めの言葉がありました。
回転する根室さんまから、ボレロの舞台を想像する、バレエ王子ならではの句ですね。
ゆきぽよさんの俳句を鑑賞！
第３位 ゆきぽよさん
秋の風煙が乗って目が染みる
あきのかぜ けむりがのって めがしみる
添削後：
秋刀魚焼く 煙の染みる 夕の風
七輪で秋刀魚を焼いているときの煙が目に染みることを詠んだというゆきぽよさんの句。
秋刀魚と書かないとSL列車だと思われてしまうという夏井先生の添削で、秋の乙女のせつなさも表現された句に添削されました。
七輪で焼く秋刀魚の煙、発想が楽しいです。
相田翔子さんの俳句を鑑賞！
第５位 相田翔子さん
取りそこね 流るる秋刀魚や 箸むなし
とりそこね ながるるさんまや はしむなし
添削後：
箸むなし 秋刀魚の皿を 取りそこね
兼題写真を見ていない人には、俳句の字面だけでは、秋刀魚漁を思い浮かべてしまうという夏井先生。
語順を変えて食べていると始めにわかるようにし、添削のようにすると読む人に通じると添削されました。
特待生候補の相田さんが、今回は捻って捻って詠んだ句でした。
石野真子さんの俳句を鑑賞！
第２位 石野真子さん
きたきたと 豊漁回る 皿の秋
きたきたと ほうりょうまわる さらのあき
添削後：
回りくる皿 豊漁の皿の秋
語順で読者を混乱させてしまう、という夏井先生の評価でした。
「きたきた」という喜びの表現が石野さんのお気に入りのフレーズでしたが、添削でカットされてしまいました。
「皿」をリフレインすることで回転寿司のくるくる廻るイメージも出てくるそうです。
カットされてしまいましたが、きたきた！という回転寿司のお気に入りのネタが近づいてくるときの気持ち。とても共感します。
今週の名人・特待生さんの俳句をファン査定
次は、今週の名人と特待生さんたちの俳句を堪能していきましょう。
立川志らくさんの俳句を鑑賞！
特待生1級 立川志らくさん
秋刀魚寿司 廻りて外の 雨斜め
さんますし まわりてそとの あめななめ
添削後：
回転寿司とぎれて 秋の雨斜め
ぐるぐる廻る回転寿司からふと外をみると斜めの雨は浮世絵の粋な感じがしたという句だそうです。浮世絵の雨は斜めに描かれるのですね。
夏井先生から、冒頭の寿司が秋刀魚である必要があるのか、と評価され現状維持になりました。
とはいうものの、発想と映像の展開はさすがと夏井先生。廻っている回転寿司と、外の雨の斜めの対比が評価されていました。
確かに先生の添削のように、回転寿司が途切れたタイミングで、ふと目を外にやると斜めに降る雨が目に入るのですね。
こうしていたら文句なしてわ、名人になっていたとの評価でした。
外の雨ときくと、春光戦優勝の村上さんの、「花の雨」も思い出しました。
最近の立川志らくさんの俳句一覧
2019年4月以降の、立川志らくさんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね！できるようにしました。
志らくさんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
千原ジュニアさんの俳句を鑑賞！
特待生1級 千原ジュニアさん
回転寿司 醤油注しけり 待つ秋刀魚
かいてんずし しょうゆさしけり まつさんま
添削後：
小皿に醤油 回転寿司に 待つ秋刀魚
「注しけり」と印象つけてしまうと、大事な「待つ」の印象が薄くなる、と現状維持の評価となりました。
小皿という小物を使い、秋刀魚を待つという光景が主役として出てくるように添削されています。
ジュニアさんも残念ながら名人昇格がなりませんでした。
次こそは！応援しています。
最近の千原ジュニアさんの俳句一覧
2019年4月以降の、千原ジュニアさんの俳句をまとめて、それぞれの句にいいね！できるようにしました。
ジュニアさんファンの方は、ぜひこちらも楽しんでください。
今週のまとめ
前半のゲストさんたちの俳句は、先生には厳しい評価を受けていましたが、自由な発想の句が多くて、とても親しみやすく感じました。あるある、と共感できた句が多かったです。
一方、後半は特待生1級のお二人が昇格できるかドキドキして観ました。
志らくさんもジュニアさんも現状維持となり残念でしたが、それほど名人の座というのは簡単には届かない難しいものなんですね。
これから、名人が増えてますますプレバトが充実していくのが楽しみです。
忙しくなっても、志らくさんはプレバトにはいつでも出られるようにスケジュールを確保してくれているとのこと。良かったです！
ジュニアさん、志らくさんの俳句をまとめてみると、おふたりは4月以降、特待生・名人枠でのご出演回数がとても多いことがわかりました。
これからもお二人のご出演を楽しみにしています。
応援に参加してくださったみなさん、最後まで読んでいただいた皆さんも
ありがとうございました。
どうぞまた、一緒に鑑賞しましょう。
ではでは。また。
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ありがとうございました！
