6月から7月のあじさいが一番美しい時期、曇り空や雨模様でも、丸くて鮮やかな花が気分を明るくしてくれます。
鎌倉のアジサイも素敵ですが、紫陽花を静かにのんびり楽しみたいなら、横須賀美術館から紫陽花をたどりながら観音崎灯台方面へと続く道を歩く、こんなお散歩コースがおすすめです。
アートや海を楽しみながら、お出かけしてみてはいかがですか。
横須賀美術館の山側の小路を歩く
横須賀美術館の周りには、色とりどりの紫陽花が咲いています。
山側をぐるっとまわる小路には、青い紫陽花がずっと続いています。
下の記事で色づき始めの青い紫陽花を紹介しましたが、この紫陽花は美術館の山側の小路の紫陽花です。
初めは青い紫陽花も、6月の後半になるとだんだん紫に変わってきます。七変化ですね。
今は紫になった紫陽花が山際の岩肌の下をきれいに飾っています。
山から海へと赤と青の紫陽花の小路を歩く
山から海へと続く小路には、赤と青の紫陽花がきれいにならんで咲いています。
下の記事で紹介した青と赤の紫陽花はこの小路の紫陽花です。
海辺のウッドデッキできた小路、ウッドウォークを歩く
山から海につづく小路をはなだらかな下り坂。海に向かってくだっていきます。
海に面した道に出たら道路を渡って、海の家のわきの階段を降りましょう。
すると、観音崎京急ホテルの向こうから観音崎まで続く海辺のウッドウォークにでます。
砂浜に降りて波と遊ぶもよし、ベンチで海を眺めるもよし、のんびりと過ごせます。
観音崎のガクアジサイの小路へ
ウッドウォークから観音崎を目指して数分あるくと、京浜急行バスの観音崎バス停に着きます。
左手に折れると海に沿って石畳の遊歩道が観音崎の岬をぐるっとまわっています。
この遊歩道に入ってすぐ、芝生の広場を囲むようにガクアジサイの小路が山のほうへのびています。
山の小路を登ってみましょう
ガクアジサイの小路をどんどん山に向かっていくと、小路は山を登り始めます。
常緑広葉樹の少しうす暗いくらいの山道になります。
ふと、海のほうを眺めると、木々の合間から観音崎京急ホテルが望めます。
この道を上り詰めると、白いツユクサの群生した脇に、第三管区海上保安本部 東京湾海上交通センター の下に出ます。
この先は観音崎公園の奥に入っていくので、地図があったほうが良いロングコースになります。
なので元きた山道をくだって、ガクアジサイの小路にもどり、海沿いの石畳の遊歩道を海に沿って右手に歩き始めます。
ガクアジサイの自然のブーケはいかが
ところで、ガクアジサイがたくさん見られる観音崎公園ですが、ガクアジサイをよーくアップでみると、こんなに綺麗なんですよ!
まるで自然が作ったブーケのようです。
石畳の遊歩道を灯台にゆく
石畳の遊歩道を行くと、山の上に観音崎灯台が見えてきます。登れる灯台です。
灯台については別の記事に書いていますので、そちらをどうぞ。
遊歩道のわきには、観音崎の自然がいっぱいです。
長い年月、東京湾を見続けてきた大きな雄々しい木が、ガクアジサイに優しく縁どられて飾られているようです。
観音崎は、春はバーベキュー、夏は海水浴で賑わいますが、6月の観音崎もとても素敵です。
混雑した鎌倉を少し避けて、静かでのんびりした休日を観音崎と横須賀美術館で過ごすのはいかが。
横須賀美術館から観音崎へあじさいを見ながらたどるお散歩コースの紹介でした。