プレバト俳句春光戦2022俳句の予選A・Bブロックの結果は？独活に浅蜊に春らしく！

春の俳句タイトル戦「春光戦」2022の予選

今回の予選会はABCDの４組で争われます。

各ブロックの1位通過者と全ブロックの2位補欠の中から1名の、計5名が決勝に進出できるルール。

2022年3月10日はまず、A・Bブロックの予選が行われました。

春光戦の決勝進出を決めているのは？

こちらの５名が決勝へのシード権を獲得しています。

予選A・Bブロックには、梅沢さん、横尾さん、志らくさんが見届け人として観覧しています。

春のタイトル戦予選のお題

名人特待生の発想力が試されるお題が出る、タイトル戦。

今回の春光戦予選では日常生活でよくある2択からのお題。
２つのお題から、各出演者が好きな方を選び、それによってグループ分けされました。

Ａ・Ｂブロックは「ライスorパン」。

Ｃ・Ｄブロックは「階段orエスカレーター」。

春光戦予選Ａ・Ｂブロックの出場者は？

予選A・Bブロックで決勝進出確定の１位を競うみなさんは、この８名の方々です。

まずはAブロック。

名人からはこちら。
名人９段　千原ジュニアさん
療養中でパネルでの出演となったジュニアさん。決勝で元気な姿を見たいです。

次に特待生2級が3名も揃ってしまいハイレベルな戦いになりそうなこちらの３名。
特待生２級　パックンさん

特待生２級　松岡充さん

特待生２級　馬場典子さん

次はBブロック。
名人からはこちらのお二方。
名人10段　FUJIWARA藤本敏史さん
今まで常に予選1位通過しているというフジモンさんは、今回も決勝にコマを進めるでしょうか。

名人6段　中田喜子さん
決勝進出の歓喜の表情がみられるでしょうか。

特待生は大下剋上が期待されるこちらのお二方。
特待生３級　筒井真理子さん

特待生５級　パンサー向井慧さん

放送での発表順に順位と俳句の発表です

決勝でも浜田さんの発表順に、順位と俳句をみていきましょう。

夏井先生は、今回査定のポイントとして次の2点に着目したそうです。

・季語が活かされているか

・兼題写真の2択のイメージが押さえられているか

Ａ・Ｂブロックではどんな句が詠まれたでしょうか。

春光戦予選Aブロックの結果は？

寒明のキャンプ　ごはんはアルデンテ

受験が終わって、張り切ったお父さんとキャンプに。しかし飯盒で炊きあがったご飯には芯があったのだそうです。
それを「アルデンテ」とからかって美味しくいただいたという句。

夏井先生は、パックンさんが２つの季語を合体させ「寒明のキャンプ」と季重なりに挑戦したことと、句またがりの型で詠んだことを大絶賛。

パックンさんが語った言葉から明るい楽しいイメージの「卒業記念キャンプ」という言葉を使って添削されました。

トラクター　祖父の膝乗る春休み

おじいさんが農家だというジュニアさん。おじいさんのところでトラクターに乗せてもらって田んぼに行くのが楽しみだったという句。
子どもが詠んだように難しい言葉を使わずに詠んだそう。

夏井先生は、トラクターに乗っているおじいちゃんは子供から見れば英雄のよう。その膝に乗せてもらった思い出をこれだけの言葉でかけている、と大絶賛。

「春休み」という季語も良い。トラクターで作っているものが米かな？麦かな？というところでお題にもかかっていると思える、と直しなしの評価でした。

「Where you go?」機窓に春の星あまた

飛行機の中の会話で外国人と仲良くなって、そこから見る星に感動したというのを詠んだ句。

英語の会話、機窓で飛行機の窓からの光景だとわかる。春の星でやわらかさ、あまたで視線が広がっていく、これはこれでできている句、と夏井先生の高い評価でした。

選ばざる道過る　独活ほろ苦し

馬場さんは、「ライスorパン」で感じたのは人生って選択の連続だな、と思ったといいます。

今は満足して楽しく過ごしているけど、結婚していたら、子供を産んでいたら、などと思って食べた独活はほろ苦くて、でもみずみずしくて、という句。

夏井先生は、この句は、五七五の調べは少し裏切って、漢詩のような調べになっている、ご本人の思いがどっしりした感慨だったからこういう調べを選んだのだろうと思うと解説。

独活という季語を選んだところを褒めたい。ほろ苦さの奥に、すがすがしさ、みずみずしさを持っている季語。

読み手も同じところに着地してくれる句だそうです。

馬場さん、おめでとうございます！

春光戦予選Ｂブロックの結果は？

次はBブロックの予選です。
最初に発表されたのは、2位！

春昼や　こんどの人はパンが好き

春に日向ぼっこしていて、今度好きになった人はよくパン食べるなぁと思ったという句、と筒井さん。

中七下五のフレーズが面白い、と夏井先生は絶賛。

夏井先生はまた、さらっと詠んでいるが人生のドラマのいくつかが見えてくる、春昼という季語がちょっと漠然としているので、今度の人がどういう人なのかイメージを季語として入ると良いとアドバイスしました。

春眠し　パンで拭ったソース跡

パンを選んだときはソースまでパンで拭って食べて、眠くなっているような満足感を詠んだ、と向井さん。

夏井先生は、そういう些細なことに目が向いて映像化できると、季語の力が詩にしてくれるのが俳句、と語ります。

上を目指すなら別の季語と出会うことで俳句がもっと化ける、と夏井先生のアドバイスがありました。

花追風　見知らぬ町の握りめし

花の香りがしている追い風の中、初めて行った町を旅している。とても美味しそうなおにぎりを買ったという句。

自分が作った季語。ご本人なのか、中田さんの季語を使ったのか興味津々だったという夏井先生。

どんどん作らないと季語として認めてくれないので作るのは大切。

季語と握りめしの取り合わせは良い。

夏井先生の評価のポイントは、季語を活かしているか、二択を活かしているか、と添削例を２つ示されました。

公開録画当たった　浅蜊開いた

応募結果が当たるか、はずれるかに発想を飛ばした藤本さん。
好きな番組の公開録画が当たった、その時に浅蜊が開いたということで嬉しさを表現してみたそうです。

人生において当たった当たらない、開いた開かないという二択の結果が蓄積されて人生が構成されていくという夏井先生の添削でした。

フジモンさん、1位通過、おめでとうございます。

春光戦予選Ａ・Ｂブロックのまとめ

春光戦決勝進出を射止めたのは　馬場典子さん、FUJIWARA藤本さんのお二人でした。

補欠は千原ジュニアさんと筒井真理子さんです。

次回のC・Dブロックも楽しみですね！

今回も、最後までご覧いただきどうもありがとうございました。

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