プレバトタイトル戦

【プレバト冬麗戦2023】森迫永依さん快挙!俳句タイトル戦優勝は俳句の申し子!?

イエローハッピートレイン

2022年にプレバト俳句で詠まれた全330句!

その中から夏井先生が優秀句15句を厳選。

15句を詠んだ15人が参加しての俳句のグランドチャンピオン大会、冬麗戦です。

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プレバト俳句2022年のベスト15句を詠んだのは?

夏井先生の選んだ2022年の優秀句15句を詠んだみなさんと、選ばれた優秀句15句をご紹介します。

まずは順当に、永世名人のお二人です。

永世名人 梅沢富美男さん
縫い初めの楽屋 朝日は母にさす

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永世名人 フルポン 村上健志さん
卒業や 階段に階段の影

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キスマイメンバーからは、名人のお二人と、

名人8段 キスマイ 千賀健永さん
雷声や 絶島のロンサムジョージ

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名人10段 キスマイ 横尾渉さん
春夜のおもちゃ屋 プラレールのやわやわ

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出演回数35回にして、見事、キスマイ二階堂さんがタイトル戦に出場です! 

キスマイ 二階堂高嗣さん
夕月夜 一人暮らしの光熱費

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二階堂さん、出場おめでとうございます🥰

そして、何度も優勝しているフジモンさん、

名人10段 FUJIWARA 藤本敏史さん
雲の峰 ぱんっと乾いたピザの薪

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夏の炎帝戦優勝の中田さんの句と、

名人7段 中田喜子さん
産声送信 ドバイは大夕焼

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春の春光戦優勝の志らくさんの句が選ばれました。

名人6段 立川志らくさん
影のような野良犬に桜流し

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さらに、タイトル戦優勝経験のあるジュニアさん、

千原ジュニアさん
病室の七夕竹に一礼す

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一般枠からタイトル戦優勝をさらったことがある犬山紙子さん、

特待生4段 犬山紙子さん
恋を終わらせ平日の海月見る

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また、タイトル戦優勝経験者の森口さんも。

名人2段 森口瑤子さん
メールぴこんぴこん シャワー中だってば

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名人、特待生からは以上のそうそうたる皆さんの句が選ばれました。

ここからは、名人、特待生ではない、一般の出場者からの優秀句です。

たった1回のプレバト俳句出場ながら見事、出場権を手にした高橋さん。

高橋克実さん
梅雨夕焼 タイムセールへ駆ける父

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本上さんのみんなをうならせた句も。

本上まなみさん
もの言わぬ従弟にサイダー 渡す駅

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亡き円楽さんの愛弟子伊集院光さんは、志らくさんとの対決も見もの。

伊集院光さん
在りし夏 選ばなかったフレイバー

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さらに、梅沢さんがこの子は俳句の申し子と大絶賛の森迫さんが、出場枠を射止めました。

森迫永依さん
いちじくを運ぶ掛け声 朝の鐘

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プレバト冬麗戦のお題は「ラッキー」

今回の冬麗戦のお題は、「ラッキー」。

季語がないお題で、発想が広がりやすいために難しい大会に!

どんな句が詠まれたのでしょうか。

プレバト冬麗戦2023年1月の結果はこちら

冬麗戦のスタジオで発表された句を、発表順に見ていきましょう。

プレバトで浜田さんが発表された順番にご紹介します。

発表はまずは2位から。

いきなり、名人、特待生以外が食い込みました。

雪虫の第一発見者は次男

第2位 本上まなみさん

雪虫の第一発見者は次男
ゆきむしのだいいちはっけんしゃは じなん

添削なし

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雪虫をみかけるとしばらくすると雪が降るといわれている、見つけたのは次男。小さい子の方が自然を見分ける力が優れている、という句だと本上さん。

夏井先生は、「次男」がリアリティーがある、得意そうな嬉しそうな報告。第一発見者というかたい言葉の使い方が良い。
次男のプライドへの親の優しい視線がある。

家族みんなで良かったね、と喜びあえる感性が素敵。幸せなご一家と夏井先生、大絶賛でした。

雪晴や チャームへ託す運選ぶ

第10位 フルポン 村上健志さん

雪晴や チャームへ託す運選ぶ
ゆきばれや ちゃーむへたくす うんえらぶ

添削後:
雪晴や 金運のチャーム きらきら 

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ペンダントの先につけたりするチャームは幸運をモチーフにしている。

クローバやハートや金運を託すもの、運を選ぶという言い方が良いかなと詠んだと村上さん。

夏井先生は雪晴とチャームの取り合わせは良いが語り方が問題で、託す、選ぶという叙述が散文的だとと解説。

テーマに沿わせなくてはという意識が出過ぎて、詩の部分が出なかったのでは、と添削されました。

夕の膳 二つ「ん」のつく冬至かな

第9位 梅沢富美男さん

夕の膳 二つ「ん」のつく冬至かな
ゆうのぜん ふたつ「ん」のつくとうじかな

添削後:
「ん」のつくもの二つ 冬至の夕の膳

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冬至には「ん」が二つつくものを食べると運がいいといわれる、それを詠んだ句と梅沢さん。

夏井先生は冬至のかぼちゃ南瓜のことですね、とわかりますね。冬至の風習を俳句にして見た句。

なぞかけにするなら、順番が間違っていると夏井先生。

まさかの永世名人が10位、9位に!

初旅は海へ 黄色の京急来

第8位 キスマイ横尾渉さん

初旅は海へ 黄色の京急来
はつたびはうみへ きいろのけいきゅう く

添削後:
京急は黄色だ 初旅は海へ
イエローハッピートレイン 初旅は海へ

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京急線で黄色のイエローハッピートレインというのがある、それに乗れたのでいいことがある、という句と横尾さん。

前半が素晴らしい、対して、黄色の京急来と淡々と描いているのが、少し損をしたと夏井先生。

京急の黄色が認知度の問題だと、添削されました。

イエローハッピートレインを使うなんて、タイトル戦でそんな勇気は出せない!と横尾さん。

イエローハッピートレインイエローハッピートレイン
京急は赤!と知っている人にとってはイエローハッピートレインはとってもラッキー!とわかるのですが。。。

一月の銀座で おそろいの遅刻

第7位 犬山紙子さん

一月の銀座で おそろいの遅刻
いちがつのぎんざで おそろいのちこく

添削後:
一月の銀座 お互いの遅刻
一月の銀座 お互い様の遅刻

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遅刻したときに、同じだけ相手も遅刻すると連絡来た時に、同じ時間間隔の人だという句と犬山さん。

エピソードは悪くないと夏井先生。

ただ、「で」が散文的である点を指摘、浜田さんが提示した「お互い」を使って添削されました。

焼鳥や 嗚呼隣席に 郷ひろみ

第6位 千原ジュニアさん

焼鳥や 嗚呼隣席に 郷ひろみ
やきとりや あありんせきに ごうひろみ

添削なし

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攻めすぎたかな、というジュニアさん。

この句は体験談のままで、焼き鳥屋で隣の席に郷ひろみさんがいて、ごちそうになってしまったというジュニアさんの実話の句。

楽しませてもらったと夏井先生。「や」のあとに嗚呼があってこれ以上ない語順。

俳諧とはおかしみ、滑稽という意味。これはこれ、直しなし!と夏井先生。

四時限目休講 小春のキネマ

第5位 FUJIWARA 藤本敏史さん

四時限目休講 小春のキネマ
よじげんめきゅうこう こはるのきねま

添削後:
四時限目休講 小春日のキネマ

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フジモンさんは、ご自分は大学に行ってないのですが4時限目が急に休みになったから映画を観に行ける、という句を詠んだとのこと。

大学生にとって突然の休講ほどラッキーなことはない、と森迫さんが共感。

夏井先生は、「キネマ」という言葉で映画マニアのような大学生、と伝わる。

字足らずの16音の句なので、1音足して添削されました。

マフラーにきら 失くしたはずのピアス

第4位 森口瑤子さん

マフラーにきら 失くしたはずのピアス
まふらーにきら なくしたはずのぴあす

添削後:
マフラーのフリンジ あらここにピアス

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ピアスをよく失くす、失くしたと思ってあきらめていたピアス、という句、と森口さん。

現実的な意味でラッキー度が高い句だが、失くしたはずのイアリング、というフレーズは俳句では既視感がある、と夏井先生の解説。

メールぴこんぴこん、だってばの優秀句に選ばれた森口さんの句のように、より森口さんらしい句に添削してみる、と夏井先生。

「あらここに」を使った句にみんな納得。

冬ぬくし 粘板岩に貝の跡

第3位 キスマイ 千賀健永さん

冬ぬくし 粘板岩に貝の跡
ふゆぬくし ねんばんがんにかいのあと

添削なし

いいね!(2)

「冬ぬくし」というのが季語、粘板岩というのは、化石発掘体験ができる堆積岩だと千賀さん。

発掘をしているテレビを見て詠んだ句だそうです。

作品としてはきちんとできていると夏井先生。「冬ぬくし」という季語を選んだことがテーマのラッキーと重なっている。
化石を見つけることができてラッキー、という句になる。

岩や貝からでは冷たい季語の方が良いという方もいるかと思うが、ラッキーに寄せた季語で良いと思うと夏井先生。

初富士は青し ケサランパサラン来

第1位 森迫永依さん

初富士は青し ケサランパサラン来
はつふじはあおし けさらんぱさらんく

添削なし

いいね!(4)

森迫さんにとってのラッキーとは何だろうと考えると、真っ先に浮かんだのは、ケサランパサランを見つけた時。

ケサランパサランとは、タンポポの綿毛のような毛玉で民間伝承上では謎の生物とされています。

それを小さい時から見つけるとラッキー、と思ったと森迫さん。

その光景の後ろにありがたいものがあったらきれいに映えるのでは、と思って詠んだ句だそうです。

新年の感慨を青という色に託している、という初富士後ろの空の青さ、雪の青白さ、空気の青さいろいろな青の濃淡を前半に描き、ケサランパサランがでてくる。

ケサランパサランと初富士を撮り合わせる勇気、個性はなかなかできない、いったい誰だろうと思っていたと夏井先生。

あなただったの!と驚いているという夏井先生。

直しはいらない、と大絶賛でした。

森迫永依さん、おめでとうございます。

プレバト冬麗戦2022ベスト15のまとめ

梅沢さんから、俳句の申し子と呼ばれた森迫永依さんが、見事名人、特待生を押さえて優勝です。

1位 森迫永依さん

2位 本上まなみさん

3位 キスマイ賀健永さん

4位 森口瑤子さん

5位 FUJIWARA藤本敏史さん

6位 千原ジュニアさん

7位 犬山紙子さん

8位 キスマイ横尾渉さん

9位 梅沢富美男さん

10位 フルポン村上健志さん

11位 中田喜子さん 
12位 高橋克実さん
13位 伊集院光さん
14位 二階堂高嗣さん
15位 立川志らくさん

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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