プレバト11月19日は梅沢さんのこたつ猫、オセロで掲載決定

11月19日のプレバト俳句は、名人・特待生一斉査定スペシャル！

金秋戦で予選から優勝した千原ジュニアさんに触発された3人の方の昇格スペシャル

特待生５級のパンサー向井さん、春風亭昇吉さん、さらに永世名人・梅沢富美男さんが査定にのぞみます。

お待たせしました。ではでは、名人・特待生のみなさんの俳句を鑑賞していきましょう。

名人・特待生昇格スペシャルゲスト

今回昇格にチャレンジするみなさんをご紹介します。
段位・級　お名前
ひとことポイント
の順にご紹介します。

今週のお題

今回の特待生一斉昇格スペシャルの夏井先生からのお題は「オセロ」です。

この写真からどんな句が詠まれるでしょうか。

昇格査定のみなさんの俳句を「いいね！」

ではさっそく、昇格査定に挑んだ特待生・名人の俳句を鑑賞していきましょう。

すき焼の火弱め母とオセロかな

子どものころの思い出。すき焼きが大好きだった。すき焼きの仕上がりを待つ間に火を弱め大好きなお母さんとオセロをした幸せな時間を詠んだ句。

火弱めの是非が評価のポイント。

査定の結果は、現状維持。

語順に問題があると夏井先生。

出来上がったすき焼きを思い浮かべてしまうので、語順を変更して添削されました。

いいにおいがしてくる、いい音がしてくる、幸せな時間が描けるとのことでした。

盤上に希望の病　六連星

希望の病は射幸心の虜になってしまうことを表す造語。　勝負事で慢心したり油断が命取りになる、「オレ勝てるんじゃないか」と思っちゃう。季語とオセロの本質を取り合わせてみたという句。

季語は六連星「むつらぼし」昴の別名です。

評価のポイントは、「希望の病」。

査定の結果は「現状維持」でした。

独りよがり。だという夏井先生のコメントでした。

兼題写真を見ているからオセロと想像できなくはないが、読んだ人にわからない。造語として押し出していきたいなら認めないといけない。

「」でくくって私には「希望の病」がありますと言い切る。将棋でも囲碁でもいいにしても、

世界で一番自分の句に理解があるのは、あなた。世界で一番この句が好きなのはあなたです。「希望の病はアンタです！」と夏井先生のお言葉でした。

永世名人「富美男のお手本」

俳句集を出すために50句の掲載レベルの句をつくっていく梅沢さん。これまで掲載が決まった句は24句です。

何度目のオセロ　薄目のこたつ猫

子どもって勝つまで止めない。甥っ子、姪っ子とオセロで遊んだとき「とんこ爺　もう一回、もう一回」と何度もオセロをせがまれて、やっていた時に、猫が「まだやるの？」とみていたのを思い出して詠んだという一句。

この句の査定の結果は「掲載決定！」

言葉以上の光景が見える！「これは良かった　本当に！と夏井先生、大絶賛です。

句の前半で、やれやれと思いながら相手をしている大人の表情が見える。

また、「こたつ猫」が冬の季語で、「薄目の」で、うっすらと目を開けてまだやってるのか、という猫の表情も見える。

梅沢さんの名句がまた1句生まれました。

今週のまとめ

今回の昇格スペシャルの結果をまとめてみます。
今日は特待生は残念！の日。　　

梅沢さんは素晴らしい俳句で掲載句、ちょうど25句！半分できましたね。

という結果でした。

一斉昇格降格スペシャル、今日は色鉛筆ががメインの日で俳句は3名だけとちょっと寂しかったですね。

また次を楽しみにしています。

今週も、最後までご覧くださりありがとうございました。

応援にもぜひ、参加してくださいねー。

ではでは。また。