資格・ノウハウ

【司書資格】図書館で働きながら八洲学園大学の通信制で学び転職した記録

図書館

司書資格って図書館で働くには必要な資格なの?と思っている方も多いかもしれません。

必須ではありませんが、図書館で働くには司書資格があったほうがだんぜん楽しく働けます!

それは仕事の意味がわかり、情報と利用者を結び付けていることの価値が実感できるから。

もし今、図書館で働いているか、将来図書館で働きたくて「司書資格をとろうかどうか迷っている」という方がいたら、

ぜひ司書資格を取ることをお薦めします。

できれば図書館で働きながら司書の勉強をすると、学んだ内容が即、仕事に活きている実感がもてるので楽しく学べます。

正職員での司書採用の道は本当に狭く年齢の壁もありますが、非常勤でもパートでも、それでも頑張りたい方、応援します。

それから、図書館の仕事は体力勝負なので、本好きなだけでなく、健康、体力が必要です。

大前提として、司書講習には「大卒もしくは短大卒」の条件があります。

そこで高等学校卒業の場合には、司書資格だけでなく短大卒の資格を取るか、もしくは「司書補」という資格をとって実務を3年以上積むことが必要となります。

また、IT系のスキルも必要です。できればWordとExcelは資格を取っておきましょう。

通信で司書資格を取ろうかと思っている方のために、どのように大学を選ぶかまとめました。

また、実際に通信で八洲(やしま)学園大学で学び、1年間かけて司書資格を取った記録を詳細にまとめました。

これから司書資格にチャレンジする方の参考になれば、幸いです。

通信制で司書資格を取る どの大学を選ぶ?

司書講習は夏休みの7月から9月の期間、毎日講習が行われますが、「通う」ということの他に、「人数制限」があります。

申し込めば誰でも受けられるわけではなく、作文と書類審査の選定に通る必要があります。

そこで、仕事を持っていたり子育てをしていたりする場合には「通信制」がお薦め。

「通信制」の大学は全国に10校以上あります。比較サイトがいくつかありましたので、リンクを貼っておきます。

通信制大学情報局

学費の内訳が詳しく載っているサイト
図書館司書を取得できる11通信制大学を徹底比較【2019年最新版】

図書館司書資格の通信教育ガイド

司書に関する情報がまんべんなくまとまっているサイト
図書館司書資格の通信教育ガイド

さらに「通信制」大学から選択するポイントは、司書資格にはスクーリングが必要なので、スクーリングも含めて、自宅受講だけでインターネット経由で資格がとれるのか、という点が重要です。

2019年7月現在確認できたところでは、一切通学不要でスクーリングまでインターネット上でできるのは、近畿大学と八洲(やしま)学園大学だけでした。

司書資格取得の費用は?

通信で司書資格を取るための費用は大学によって異なり、約13万円~27万円程度

教育訓練給付制度を利用できる場合があり、一定の条件を満たした場合は学費の20パーセントがハローワークから戻ってきます。

また、八洲学園大学では50代以上では大幅な割引があります。

司書資格取得にかかる期間は?

通信制の場合、取得には1年から2年かかるところがほとんどです。

八洲学園大学だけは半年でも取得可能です。しかし、現在では司書課程に必要な単位は、15科目28〜29単位。

半年の場合には、そうとう詰め込む必要がありますので、仕事をしながらだと覚悟が必要。

28単位を半年で取得するには、正規の大学生並みの授業をこなす必要があります。

八洲学園大学の科目履修生として司書資格を取得

ここからは、実際に八洲学園大学で司書資格を取った経験を書きます。

司書課程の科目の改定で必要単位が増加

私が受講したのは2007年で、14科目22単位の時代です。平成24年から司書資格に必要な科目が改正され、八洲学園大学では現在15科目28〜29単位になっています。

具体的な変更点としては、以下のとおりです。

新たな科目の図書館情報技術論 2単位が追加

児童サービス論が1単位増え2単位に

図書館経営論が図書館制度・経営論に変わり2単位に

情報資源組織演習2が2単位で追加
→実践的なオンライン目録の作成なども!

司書資格受講例と科目ごとのレポート・試験一覧

参考までに2007年度春期、秋期の1年間で司書課程科目を全単位取ったときの、それぞれの科目ごとのレポートや課題、試験、スクーリングの分量を一覧にしました。

受講期間:2007年度春期~2007年度秋期 
(レポート、論文の後の数字は文字数を示しています。)

春期受講科目

科目 単位 1回目 2回目 試験
図書館概論    レポート 1600 レポート 1600 論文 4000
情報サービス概説 レポート 1600 レポート 1600 レポート 1200
資料組織概説   レポート 1600 レポート 1600 論文 4000
専門資料論    レポート 2000 レポート 1600
図書館サービス論 レポート レポート 論文 4000
図書館経営論   レポート 2000 レポート
児童サービス論  レポート 2000 レポート

秋期受講科目:

科目 単位 1回目 2回目 試験
図書及び図書館史 レポート 1600 論文 4000
図書館資料論   レポート レポート レポート
生涯学習論1   試験     
情報化社会と情報の選択 レポート レポート レポート
資料組織演習   スクーリング スクーリング スクーリング
情報検索演習   スクーリング スクーリング スクーリング
レファレンスサービス演習 スクーリング スクーリング スクーリング

司書資格の通信教育での勉強期間と勉強方法

28単位を1年で取る場合、前項のように概論を前半に、専門科目とスクーリングを後半に取ることが多いと思います。

半年でこれを取る場合には、さらにうまく組み合わせることが必要です。

ただ、2単位の科目はレポート2回、試験もしくは試験レポート1回の合計3回のレポートが必要なものが多く、1回のレポートを書くためには参考文献を5冊程度読むことを考えると、相当の勉強時間が必要だということがわかると思います。

レポートは場合によっては2回、3回と再提出になることもあります。

例として、3回目の提出でやっと合格した、児童サービス論の1回目課題のレポートを公開していますので、リンクを貼っておきます。

図書館で働きながら資格をとるメリットの一つとして、参考文献を職場の図書館で借りてくることで効率よく勉強ができるということが挙げられます。

八洲学園大学のスクーリングは、時間が決まっていて一斉にインターネット接続して受講するもので、先生の講義をオンラインで音声映像で受講しながら、質問や返答を適宜チャットで行うというものでした。

その時間にパソコンの前でスタンバイする必要があるので、家族の協力も必要です。

司書資格の通信教育での仲間の存在

私が八洲学園大学で司書資格を取っていた時、全国(中には海外からも)の受講者は30代から40代が中心でした。

既に図書館で働いている方や、館長さんもいらっしゃいましたし、学校図書館の非常勤をしている方なども多かったです。

図書館でいずれ働きたいという希望の方のいましたが、どちらかというと既に図書館にかかわって働いている方が多かった印象です。

実際に司書資格を必要としている人たちが多いおかげで、みなモチベーションが高く、学んでいて励ましあえる仲間でした。

半年に1回のオフ会には、全国から集まって大学で懇談会をした後、横浜中華街に繰り出しました。

学ぶ意欲のある方は、ぜひ八洲学園大学で目指してください。

司書資格を取得した効果・結果

図書館での業務は、大きな図書館で分業制の場合には、時間ごとにローテーションで仕事を行うことが多いようです。

指定管理者制度の図書館では、決められたことを行う必要があり、自由度は少ないようです。

一方、小さな図書館では、一人の人がたくさんの仕事を臨機応変にこなす必要があり、司書資格を取ることで学んだことを即、活かす場面がたくさんあります。

利用者に必要な資料を結びつけるという司書の役割を認識して、より利用者の役に立つよう、業務を行うのは喜びでした。

ですが、思うところあって、司書資格と情報系の資格を活かして、IT企業に転職、今に至ります。

アラフォーを過ぎていましたが、正社員になれたのは司書資格やIT系の資格によるものです。

学ぶことに遅すぎることはありません。

司書としての正職員の道は公務員になる必要があるので、35歳が上限ですが、20代30代の方はチャレンジしてみる価値はあります。

まとめ

通信で司書資格を取得するためのどこで学ぶかを選ぶポイントと、実際に八洲学園大学で学んだ記録をまとめました。

通信制で司書資格を取る場合、実際に図書館で働きながら学ぶと、とても理解がしやすいし、学ぶ意欲も高められると思います。

どうぞ、司書資格にチャレンジする皆さん、頑張ってください。

応援しています。

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ABOUT ME
葉っぱのしおり
IT関係のお仕事をしています。 最近は「葉っぱ」に魅せられています。 葉っぱの形と並び方、自然のデザインって本当にすごい。 休日や寝る前、愛犬(わんこ)を撫でながら本を読むことが好き。 また、そのまま寝落ちするのが最高の幸せです。 今までの人生では読む・観る・聴くばかりでアウトプットをしてきませんでしたが、最近では自分の経験したことを表現して、ブログやtwitterで発信しています。 その中に、誰かの役に立つことが一つでもあれば幸せです。