効果が期待できる制汗剤もいろいろあるから、手術を検討する前に、これらを試してみてからでも遅くないと思いますよ。
私や娘が使っているおすすめの制汗剤を3種類紹介しますね。
女性にも多いワキガの悩み。
自分がワキガだと気づいたら、ショックで深刻に悩みますよね。
ワキガは遺伝しやすく、実は私も娘も同じ悩みを持っていました。
手術は高額になるし、怖いし、完全に原因を除去できる保証はありません。
だから、まずは効果が期待できる制汗剤(外用薬)から試してみることをおすすめします。
私が手術をせずに15年以上使って克服してきた制汗剤「デオクリスタル」や「デオナチュレ」
さらに、手術をしたいと思い悩んでいた多汗症で運動もする娘が、使い始めてみたらとても気に入っている制汗剤「sinai」をご紹介します。
ワキガとは病気?体質?
ワキガは医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」や「アポクリン臭汗症」と呼ばれる悩ましい病気です。
とはいえ、ほおっておいても体調が悪くなるわけではありません。
日本人の場合には、およそ10人に1人の割合でワキガの人がいます。
親からの遺伝で発症する可能性が高く、ほかに性ホルモンの影響や生活習慣の乱れなども発症の原因になります。
ワキガはどうして起こるの?
ワキの汗を分泌する汗腺には「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」と呼ばれる2種類があります。
そのうち体の特定の部位の毛のつけ根にある「アポクリン汗腺」から分泌される汗がワキガの原因になります。
アポクリン汗腺の汗には有機酸が含まれ、それが腋の常在細菌によって分解されるとワキガのニオイが発生します。
セルフチェックでワキガかわかる?
皮膚科医が教えてくれるワキガのセルフチェックポイントは次の4つです。
耳垢が湿っている
耳垢が湿っていて耳毛が多い場合はワキガの可能性大
腋の部分の服が黄ばむ
白い服の腋の部分が黄ばむ場合はワキガの可能性大
周囲の人から臭いを指摘された
家族などの親しい人から臭いを指摘された場合はワキガの可能性大
高カロリー&高脂肪の食生活
高カロリー&高脂肪の食品でワキガが発症しやすくなる
このほかにも体毛が濃かったり、身内の人がワキガだったりすると可能性が大きいそうです。
自分がワキガだと気づいたら?
自分がワキガとわかったらショックですよね。
はっきりしなくても自分が「ワキガかもしれない」ととても心配になる方も多いでしょう。
誰も直接教えてくれなかったのです。
こういう方も多いと思いのではないでしょうか。
誰かにワキガだと指摘されたらその時は傷つくかもしれません。
でも、誰からも指摘されず自覚もできず、ただ長年遠巻きに避けられていたら?
ワキガは気づきさえすれば、対処ができるのです。
ワキガへの対処方法は?
ワキガには、日常的にできる対処方法がいろいろあります。
汗を拭き取る
汗を小まめに拭き取りニオイの原因を抑えましょう
制汗剤を使う
制汗剤を使って汗の分泌を抑えましょう
殺菌剤を使う
殺菌剤を使ってニオイのもととなる細菌を抑えましょう
腋毛の処理をする
腋毛を処理して細菌の繁殖を抑えましょう
ワキガは治せる?
ワキガの治療方法には、外用薬から本格的な手術までとてもたくさんの治療方法があります。
大きく分けると次の4つの方法となります。
薬での治療
外用薬を患部に塗ったり、汗の分泌を抑える内服薬を飲む。対処療法で効果は続かない。
ボトックス注射
汗を減少させる作用のあるボトックスという薬剤を腋の下に注射する。持続期間は半年程度。
マイクロ波照射
マイクロ波を照射し汗腺を破壊するマシン治療(商標名:ミラドライ)。持続期間は半永久的。
失敗した場合、剪除法での再治療ができない。
費用は高額。
手術治療
手術で患部を切開し、アポクリン汗腺を取り除く。持続期間は半永久的。
いくつかの種類があり、保険適用/保険適用外のものがある。
手術する前に外用薬でも防げるかも!ワキガの制汗剤のおすすめは?
ネットで「ワキガ、治療」と検索して調べればすぐわかりますが、あまりにもたくさんの手術方法や美容外科が出てくるので驚くと思います。
そしてどれを選べばいいのか、とても迷います。
手術は高額な上に、完全に効果があるか、成功するかはやってみないとわかりません。
ですから、まずは効果があるとされている外用薬、制汗剤を試してみることをおすすめします。
実際に私が使っていた外用薬をご紹介します。
20代から40代まで使っていた「デオクリスタル」
初めて自分がワキガだと気づいた私が20歳ころから使ってきた制汗剤は、「デオクリスタル」
このデオクリスタルという製品に出会って、臭いに悩まなくなりました。
15年以上も使っていて、結婚もすることができました。
使い方は簡単。
使い方 :
デオクリスタルを水で濡らして腋の下に塗るだけ。
毛穴のある部分より広めにまんべんなく塗るのがポイントです。
スティックタイプとディスクタイプがありますが、結晶状のためのメリット、デメリットがあります。
メリット :
固い結晶状でとても長持ちする
デメリット:
落とすと割れる
原材料はアルム石。
天然のデオドラント剤として古くから使われてきた実績があります。
原材料・成分
[アルム石デオドラント] アルム石は、ヨーロッパ等の火山地帯で採掘されるミョウバンを結晶にしたものです。ミョウバンは、強力な収れん作用で毛穴を引き締め汗をおさえるとともに、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えるはたらきがあります。ミョウバンは、紀元前の中国やエジプトで、体臭を取り除くはたらきがあるとされ、古くから天然のデオドラント剤として世界各地で使用されてきた歴史があります。引用:Amazon デオクリスタル商品紹介より
とても嬉しかったです。そして、安心しました。
最近10年近く使っている「デオナチュレ」
ここ最近使っているのは、ドラッグストアでも売っている制汗剤「デオナチュレ」
デオクリスタルはミョウバンが成分ですが、デオナチュレは焼きミョウバンが主成分です。
特長
有効成分「焼ミョウバン」がニオイを元から防ぎ、汗を抑える
微粒子化した「焼ミョウバン」が肌に密着
ベタつき防止成分※配合でさらさら快適
引用:デオナチュレ公式HPより
デオナチュレも使い方は簡単。
使い方 :
お風呂上りなどに良く拭いたあと
直接腋の下に塗るだけ。
毛穴のある部分より広めにまんべんなく塗るのがポイント
ソフトタイプゆえのメリット、デメリットがあります。
メリット :
ソフトタイプなので塗りやすい
お手頃価格で安心
デメリット:
減りが早い
濃い色の服に白くついてしまう
ただし、減りが早いので1ヶ月に1つ程度使うことになり、費用的にはデオクリスタルとそれほど変わりません。
汗かきの娘の悩みを解決できたのは「sinai」
私は「デオクリスタル」や「デオナチュレ」で十分ワキガを克服でき、無事に人生を送ってこれました。
ですが、実は娘にもワキガは遺伝していました。
娘は、私よりも汗っかき。いわゆる多汗症です。
そして、運動やダンスをするため、学生時代からワキガがコンプレックスでとても悩んでいたのだそうです。
娘も「デオナチュレ」を使っていましたが、汗っかきなことと、運動で着替えを頻繁にすることで「デオナチュレ」では、完全にはニオイをカバーしきれなかったのだそうです。
恋人ができて、ワキガが心配でハグもできず「手術をしたい」と泣きながら初めて相談されたときは、母としてもっと早くに悩みに気づいて上げられたら良かったととても悔やみました。
そこで、初めてワキガの治療についてよく調べ、外科手術のリスクを感じ他の方法を探しました。
その結果、ついに見つけたのが、こちらのsinai(シナイ)です。
sinaiは、娘のようにワキガに悩むお嬢さんを持つ、お母さんたちからとても支持されている商品です。
使い方 :
お風呂上りに良く拭いたあと
夜寝る前
朝着替える時
外出先で気になる時
ロールオンタイプなので
直接腋の下に塗るだけ
毛穴のある部分より広めにまんべんなく塗るのがポイント
メリット :
透明なので服にもつかず安心
外出先でも使いやすいロールオンタイプ
初回価格が980円(税込)と破格
定期コースが安く1回目でも停止可能
無期限の永久返金保証
デメリット:
他の制汗剤よりは割高
とにかく効果を実感している方が多そうだったことと、初回だけでも試してダメ元と思って購入したところ、娘が「ハグもできるようになった」と大喜びしてくれました。
手術をしたいと悩むこともなくなり、ホッとしています。
ワキガは手術?制汗剤で運動もハグも心配なくなった私と娘の実例のまとめ
ワキガだと気づいてから、数十年の私と、数年の娘の実例をご紹介しました。
手術を検討する前に、制汗剤で克服できるケースがあると、知っていただけたら幸いです。
私は数十年来のワキガとのお付き合いになっていますが、ふだんは全然気になりません。
娘も「sinai」で悩みを克服できているので、手術を検討しなくても済んでホッとしました。
⇒ 「デオクリスタル」を見てみる
⇒ 「デオナチュレ」を見てみる
⇒ 「sinai」を見てみる